【企画力の磨き方】 コンテンツ作りに必要な「価値の創造」とは
7月から「コルクラボ編集専科」に参加しています。
初回の講師はコルク代表の佐渡島庸平さん。
講義の序盤、佐渡島さんが言われたのは、
◆編集は経験が必要。どれだけ編集をしてみるか
◆聞いた話で面白いところを切り取ることも「編集」になる
ということ。
なので、講義の内容で面白いと感じたところをどんどん「編集」して発信していきたいと思います。
第1回目で心に留めておきたいと思ったことの一つは「価値の創造」について。
世の中には、「価値を創造したコンテンツ」(先駆者)と「それに追随したコンテンツ」(フォロワー)があるということを知りました。
漫画だと、先駆者に当たるのが「スラムダンク」だと佐渡島さんは言います。
それまでスポーツ漫画というと、スポーツの勝ち負けを楽しむ『巨人の星』や『キャプテン翼』などが王道でした。それらは必殺技を使う格闘ゲームの一種のようなものでした。
その一方で、『スラムダンク』はスポーツを題材にしていても、部活動を通して等身大の高校生の生活の魅力を描くことにフォーカスしています。
この「スポーツ漫画でも、高校生(登場人物)の日常生活を描いていい」と思わせたことが、スラムダンクが輝いている理由の一つという構造になっていることを知って、目から鱗が落ちました。
うろ覚えですが、以前にスラムダンク著者の井上雄彦さんが言われていた「当時、バスケットボールはマイナースポーツだったため、『ウケない』と言われていた」というのが印象的でした。
それが結果的には、バスケットボールというものを全く知らない人でも楽しんで読むことができ、スポーツになじみのない人も虜にするコンテンツとなっています。
これがまさに「価値の創造」なんですね。そしてスラムダンクに追随したのが、芸大生の日常を描いた漫画の『ハチミツとクローバー』だと佐渡島さんは言います。
このように、世の中のコンテンツは、価値を創造したものとそれに続くものがある。それらをマッピングすることが、企画力を鍛えることにつながるということなので、
◆自分が好きなコンテンツは先駆者かフォロワーか
◆ブームとなったコンテンツは先駆者かフォロワーか
◆先駆者とそのフォロワーコンテンツのマッピング
これらについて、考えていきたいと思います。
※3年前にnoteのアカウントを作ったのですが、これまで一度も投稿せず…。この機にnoteを使いこなしていきたいと思います!