産んで、強くなり、弱くもなった
今年の5月、第一子を出産しました。令和ベビーです。
最近、寝返りをうつようになりました。
自分では動けなかった頃から、こうして転がれることがうれしいようで、仰向けにするとコロコロ回ります。(でも、自分ではまだ戻れない)
赤ちゃん。
私は一人っ子で、これまで「赤ちゃん」という存在に触れる機会がほとんどありませんでした。
赤ちゃんといったら、友人知人の子どもに会うくらい。
抱っこは怖くてできなかったし、可愛いと思うけど、どうしていいかわからないことの方が多かったです。
でも、母となり、赤ちゃんというものが身近になると、とっても可愛いものなんですね。
出産を経験すると強くなると聞いたことがありますが、その通りだと感じています。
基本、怖がりな性格ですが、「私がこの子を守るんだ」と思うと、自分の命をかけられるくらい、強い心持ちになるんだなと。
一方で、守るべきものが出てくると、弱くなるものなのだなと感じています。
職業はメディア関係なのですが、「攻める」取材が途端に怖くなりました。
誰かの恨みを買って、この子や家族に何か危害が加えられたら…と思うと、自ずと保守的になってしまいます。
出産を経験し、強くもなり、弱くもなった。
アンビバレントな感情ですが、どちらも事実。
私は、このかけがえのない我が子が大好きです。
この子を通して、自分の強さと弱さ、両方を肯定していきたいです。