【5】1018年9月~10月
1018年9月 九重楼
来訪してすぐ2ヶ月ひとりで過ごすことになった由峰。自習の結果は……。
火の術は苦手かい……? でもひとりで頑張りました、ありがとうね。
慶さんは心の値にばらつきが出て、少しずつ我を通すことを覚えてきた感があります。以前は自分の意見が通らなくても「そうか」で終わらせてしまいそうなところがあった、ように思います。
前のめりな感じ、が、空回りしてしまうこともありそう。慶さんと由峰が落ち着いていそうなので、そんなことを思いました。
体の値が全部同じくらいのレベルで並んでいるの、いいなあ。解釈一致です。全部強くなりたいと、ゆらはなら考えるはずなので。
まだ全てが未知数、由峰。自分の考えという軸をしっかり持ちつつ、柔軟に物事を考えられそう。ただし子供らしさは無さそう。
素質点を確認してみたり。
家族写真を撮ってみたりしたので。
さて、出陣です。
達磨さん撃破が目標です。
……と、プレイヤーは先のことを知っているので目標設定が出来るわけですが、当然ながら一族は手探り状態で進むしかないので精神的に辛かろうなと思ったりするのです。
目標が「朱点童子打倒」しか立てられない。そこに至るまでにどれだけのことをすればいいのかわからない。迷宮探索がままならない頃だと、迷宮ボスの存在すらわからないのですから……不安だろうなあ……。
一族は手探り状態ですが、由峰の初レベルアップ。
心の値、バランス良く上がりますね? 慶さんとゆらはのときも思ったけれどこれはどういう……自我の確立がまだ未熟ゆえに大きく差が出ないのかも知れない?
体は水が高めに上がっていますね。水神様の子~~~。がんがん上がってくれると嬉しいのですが、どうかな。
はい、達磨さんまで来ました。
慶さんでこのくらいだと物理で殴る戦法は長引くかもしれないので。何か術の併せをしましょうか。
それはそれとして、ゆらはより由峰の方が小細工得意そうな進言をしている。
倒せました。
やっと。やっと、なんだよな。一族はこの勝利に沸くのかも知れませんが、朱点童子はもっともっと強いわけで。大江山にすら行ったことの無い一族はそれをまだ知らないわけで。しんどいな。
帰りましょう。
1018年10月 鳥居千万宮
今月も討伐です。
今のところ特に目的を定めず方々の迷宮をふらふらしていますけれども、本当なら目標設定しっかりするのがいいのだろうな。あそこまで進む、あの巻物を取る、戦勝点稼ぐetc……。
プレイヤーが予定を立てるのが苦手なのでその煽りを食らっています、一族。
そんな感じでふわふわ進めていきます、葉継家秘聞録。
今月は鳥居千万宮です。
ゆらは、少なくとも戦闘では小細工出来そうにない……!
小細工得意とは……戦闘以外で……この頃はあまり外(京)との駆け引き的なものも無さそうなのに……。そういうのは代を重ねてからが本番、しがらみが多くなってくるからね。
いまの葉継家はまだ胡散臭いものを見る目で見られていると思います。
紅こべ、硬いな!!!
慶さんの心風が止まった……? プレイヤーにはただ一筋に、覚悟が決まったように思えました……。 何の? 来月、11月の。
心火が一番伸びないんだね。由峰は冷静だね、きっと物事を俯瞰して見ている。ゆらはとは正反対と言ってもいいかも知れない。
と、思ったら次の成長で心水が全く上がらないし~~~。どういうことです? 冷静になって考えてみた結果、非情にならなければいけない場面もあると思った? 怖……。前世占い師、今世ただ者じゃない目の輝きをお持ちの子、全て見通していそうで怖……。
この辺りで今月の討伐は終了です。
お疲れ様でした。