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暮らしの場にはその人物がバッチリ表れる。
仕事柄、他人の生活空間におじゃますることがよくあります。色々なお宅を拝見するたびに思うのは、暮らしの場というのは、その人物がバッチリ表れるということです。なんだか、ドキッとしてしまいますね。
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1.長年に渡る毎日の積み重ねがつまっている
マイホームをこれから建てようとする若い家族の賃貸での住空間だけでなく、耐震診断をするために築古のお宅もこれまでたくさん訪問してきました。
耐震リフォームを考えるような築40年、50年の日本家屋には子供たちが独立して高齢になった夫婦もしくはどちらかが一人暮らしをしています。
その家で暮らす人の長年に渡る毎日の積み重ねがつまっているので、家の状態から住む人の心理状態も肌感覚的に感じとることができるんです。
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2.居心地のいい家、悪い家
玄関に入って季節の花を飾っている家もあれば、玄関やホールの床の上に所狭しと段ボールや雑誌が積み重ねられて物にホコリがかぶっている家もある。
家の修繕をしっかりしている家は、家の中も整理整頓され掃除が行き届いている。そこで暮らす人の身なりもきちんとしている。
スリッパを出してくれたりお茶を入れてくれたりと、他人を迎えることに気を利かせてくれる。ニコニコしながら話を聞かせてくれる。
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一方、雨漏りや外壁の隙間を長年放置していたり、庭も雑草だらけで荒れ放題の家は、すべての部屋の床の上に物があふれすぎて掃除ができない状態になっていたりする。
スリッパもお茶も出てこないし、そこに住む人も機嫌が悪そうだったりする。さっさと帰ってくれという感じが出ている。
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居心地のいい家
居心地の悪い家
というのは、毎日の暮らしの場をどう捉えどう扱っていくかによって、コツコツと作り上げられていく。
その人物が暮らしの場に表現され、またその環境がその人物をつくる
というのが、私が体感的に得た教訓です。
あまりにも散らかっている空間に身を置くのは、心理的な影響ももちろん、脳に負担がかかってパフォーマンスもガッツリ落ちそうです。
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3.今すぐできる5つのこと
気持ちよく過ごすのために、心の健康のために、今すぐできること5つ挙げてみます。
家を整える(使いやすく整理整頓)
掃除(特に水廻り)をこまめにする
なるべく床に物を置かない
窓から植物が見えなければ、観葉植物を置く
家具や雑貨は気分が上がるモノを選ぶ
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家を整えること、こまめに掃除することは、メンドクサイけれど、基本をおろそかにするべからず。心身の健康のためにも、とても大切なんですね。
今日も掃除がんばりましょう!
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