No.66 『小澤が芸人になるまでの流れ①』
Mr.Childrenの『くるみ』のPVみて人知れず泣いていた小澤です
さてはて、毎日一日一日完結する文章を書いてきたわけなんですがそろそろ、長々とした話を書こうと思っております。以前のインスタライブ 。『琢磨配信』と呼ばれるあの配信で話してた『芸人になるまでの流れ』をちょっと文字にしようかなと思いました。一日1000文字としても何日かかるかわかりません。3日に一回くらい単発の話を書きながら、ちょっとしたシリーズ?としてやっていきたいと思います。中にはいるのではないでしょうか。『小澤のちんこちんこいってる記事が好きなのに』わかります。安心してください。ちんこを織り交ぜながら書きます。混ぜちんこです。みんなの喜んでる顔が浮かびます。一つの物語として聞いていただけたらと思います。前段階として『小澤が大学にいくまでの流れ』読んでいただけたら嬉しいです。
ざっくりいうと大学4年生の年に留年が決まり、彼女に振られ、ひとり旅に出た末、半年後NSCに入ります。本当になんやそれです。そんな話をゆっくり書いてければと思います。
まず、大学が引くほど面白くなかった。本当にびっくりしました。なんでこの人たちは笑ってるんだろうと一人ベンチからみてたのを覚えてます。ぼくはここで何してるんだろう。毎日のように思ってました。
夜間に通ってた小澤は18時に学校にいきます。昼間の生徒と入れ替わり。夜間あるあるなんですが、昼間の生徒が眩しすぎて悲しくなります。その上で自分が夜間であることがバレてる気がします。なんか負い目がある気がして。笑顔弾け飛ぶ大学生をみてると今でも震えます。『こいつ人生味わってんじゃん』そう思ってブルブル震えるのです。
昼間の生徒はみんな可愛い。本当に楽しそう。夜間の生徒はもう湿り気がすごい。完全に偏見です。でも考えてみてください。バイトやら仕事やらしてここから勉強しようとしているやつら。目ギラついてるか死んでるかのどっちかです。
案の定流し流されで大学に入ってきた小澤の目は死んでます。なんでもいいからなんかスケベ起れ!そう思ってました。ごめんなさい嘘です。
スケベはそうそう起こることなく、だんだんと学校へいくことは少なくなり、友達もおらず、出席取ってもらえることもなく。気づけば4年生で取れる48単位、全て取らないと留年というところまで追い込まれます。追い込まれるというかそのポジションまで自分で猛ダッシュしてました。まじ愚かウケる。
そこまで追い込まれた小澤。どうしたか。新作のゲームをやり始めます。まじ圧巻。『ドラゴンズドグマ』。モンスターハンターシリーズを手がけるカプコンが当時やたらと力を入れていたゲーム。「カプコンが力を入れるのなら間違えない!」力の入れどころを間違えてる小澤、1日八時間とかゲームします。当然学校には行かなくなっていきます。
そして、ある日。いよいよ今日学校へ行かなければ出席日数の関係で単位を落とす授業が出てきました。時刻は16時。16時半には家を出ないといけない。がまだ平然とゲームを続ける小澤。ここでトイレに行こうと思ったその時。コードを足に引っ掛けてPS3の電源が落ちます。やっちった。すぐにコンセントをさしてゲーム機をつけます。『セーブデータが壊れてます』。
オートセーブ中にコンセントを抜いてしまったのです。ラスボス直前、今までの30数時間が一瞬にして消えて無くなりました。呆然とする小澤。時刻は16時20分。きっと神様が『もうゲームに逃げてないで学校にいきなさい』そう言ってくれるのです。多分割と大きい声で。
小澤は時計を見て、呟きます。
『取り戻さなきゃ』
ゲーム再開ニューゲーム。
『おーいおーい!ちょっと、そっち取り戻すんかーい』神様の声が遠くなっていきます。まじ南無阿弥陀仏。
この後小澤は30数時間のセーブデータを8時間で取り戻す奇跡を起こすのです。神様も知らない奇跡を勝手に起こして、静かに留年が決まりました。
時を同じくして、当時の彼女から別れを告げられるのです。そりゃ別れるわ。