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肩書:時空現象在野研究者
ネットにあふれる未来人、タイムトラベル、異世界に迷い込んだ話。そのすべては全部フィクションなのか?
もし0.01%でも真実の話が紛れ込んでいたとしたら…という思いから、それが真実ならどんな理論で可能なのか?
2016年5月、タイムトラベルやタイムリープなど時空に関わる不思議現象の考察サイト「Back to the past」を公開して、本日(2023年5月1日)でまる7年になります。
7年も同じテーマの考察を続けていると普通は「その道のプロ」として認められるはずですが、たまに5ちゃんねるの「タイムリープのやり方教えてくれ」のスレッドをのぞくと「7年も考察しているのにBTTPはまだタイムリープできてないじゃん」などと、少しも権威性が増していません(悲)……。
まだまだ費やす時間が足らないのかもしれません。
たとえばアメリカのジャーナリスト、マルコム・グラッドウェル氏によると、世界の成功者の共通点を分析した著書「天才!成功する人々の法則」(講談社 2009年)の中で「物事のプロになるには1万時間の学習が必要」と提唱しています。
私は「Back to the past」以外にも、YouTubeチャンネル「BTTPのタイムトラベルや不思議な話」やツイッターを運営していて、少なくとも1週間に20時間はタイムトラベルやタイムリープなどの時空現象の考察に時間を費やしてきました。
つまり1ヶ月(4.5週)90時間×12ヶ月×7年、いままでで7560時間費やしたことになります。
時空現象についてわかったこと
グラッドウェル氏が提唱する「その道のプロ」になるためにはまだ2440時間ほど足りていませんが、タイムリープ研究の成果をまとめた電子書籍「タイムリープ~過去に戻る方法~」を2022年12月に出版しました。
この本の中で、意識だけが過去や未来に時間移動する現象「タイムリープ」について、独自のアンケートで集めた120件以上の「時間の不思議体験」、累計400人以上が参加した「タイムリープの実証実験」、そして具体的なタイムリープする20の方法を紹介していますが、全容の解明はまだまだです。
在野研究者
大学などの研究機関に所属していない研究者のことを「在野研究者」と呼ぶそうです。
明治・大正期に活躍した作家「有島武郎」を研究している荒木優太氏は、大学外で活動する15人の在野研究者の研究生活をまとめた「『在野研究ビギナーズ――勝手にはじめる研究生活」の序文で「明日はバイトだ。でもあさっては違う。あさっては必ず途中のまま止まった論文にケリをつける。あさっては図書館に籠って調べものをする。あさっては新しく立ち上げた読書会のメンバーとはじめて挨拶をする。あさっては、あさっては、あさっては……。試行錯誤の逸脱と遠回りを甘受しながら、在野研究者は『あさって』の方へ進む」と記しています。
帯のコピーは「最強の学者くずれたちによる現役のノウハウが、ここに集結」、荒木氏の序文だけでもとても魅力的なので、ぜひamazonの試し読みをご覧ください。
まさに私はこの7年間、「あさって」の方へ進んできました。
世の中にはすごい人がいて、UFOの推進装置「反重力機関」を1976年から50年近くも研究されている方がいます。
この方に比べれば私の7年など、足元にも及びません。
本来なら「時空現象の研究」だけで暮らしていけるなら理想ですが、YouTubeや電子書籍の収入は微々たるもの。私も他の「在野研究者」と同じくまったく別の本業を持ち、何とかやりくりしながら「時空現象」の考察を続けています。
肩書「時空現象在野研究者」のゴール
タイムトラベルを研究するためには物理学を知らなければと、一般相対性理論を一歩一歩数式で理解する本を読んでみたり、
量子理学の基礎、シュレーディンガー方程式の入門書を読み漁ったり、ホログラフィー原理やAdS/CFT対応などの最新物理学の書物と格闘しながら、一方でネットで転がっている不思議現象や、読者や視聴者からいただいた貴重な不思議体験を考察しています。
そして最近、在野研究者の行きつく最終目標としてある1つの形を見出しました。
それが「博物館」です。
全国のある程度の規模の町には「博物館」や「科学館」があります。とくに在野と対を成す大学のそばにも、たいてい立派な博物館があります。
これらの博物館は地元大学の情報発信基地として存在し、数百円の入場料を払えばその貴重な研究成果を楽しむことができます。
最終的な目標は「再現性のある方法で、誰もが過去や未来の世界に移動・体験できる方法」の発見ですが、本日からあらためて「時空現象在野研究者」という肩書を名乗り、「時空博物館」の完成を目標にしていきます。
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