Eight Ad(エイト広告)とは?費用や特徴などを解説
今回はBtoBマーケティングで活用できるEight Ad(Eight広告、エイト広告)について紹介していきます。こんな人におススメの内容になっています。
・BtoB向けの広告チャネルを探している
・業種、業態などを絞り広告を出したい
・Eight Adってどうなの?と思っている方
はい!それではいってみましょうー
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※EightAdsは2023年で提供を終了してしまいました。
Eightとは?BtoBマーケティングに活用できるプラットフォーム
まずはEightの説明をします。Eightとは名刺情報でつながるビジネスSNSです。「早く言ってよ~」でおなじみのSansanが提供しています。なんかよく聞かれるのがSansanとEightって何が違うの?あるいはどっちがどっちだかわからなくなっている方がいるのでSansanの方がCRMであり、EightはビジネスSNSになります。例えば、誰かと名刺交換をします。その後、Eightのスキャン機能で名刺情報を取りこむとEight上でつながります。Sansanの方ではCRM上で名刺情報や商談情報を管理していくイメージです。
似たようなサービスだとLinkedInが当てはまります。他にもYOUTRUSTなども近いでしょう。日本原産のビジネスSNSとしては国内最大級のユーザー数を誇ります。さて、Eightのユーザー数などを深堀していきましょう。
ユーザー数
公式資料によればユーザー数は2021年5月で292万。LinkedInの日本ユーザー数は280万人と言われているのでEightは国内最大級のユーザー数といっても過言ではないでしょう。さらに、公式資料によれば厳密な数値は出していませんがMAUで見ると他のビジネスSNSに比べて多いようです。上記の資料より。
大概のSNSの場合、ユーザーの利用時間のピークが朝7~9時、お昼ごろ、19時以降になることが多いのですが、Eightの場合は6時~18時までが利用のピークになっています。つまり、勤務中に情報収集などに利用されていることが伺えます。ビジネスSNSと言われる所以でもあるのではないでしょうか。
属性について
上記がユーザー属性のデータになります。名刺交換でつながることが多いので営業属性の人が大半になるのは納得ですね。代わりにエンジニア、デザイナーなどは少ない傾向にあります。一方、大半が何かしらの役職についているユーザーが多いのは魅力的です。
また役職からアプローチすることも多いのでBtoBマーケティングを実行する上では貴重なチャネルになります。また、次のテーマにもつながりますが、これらの属性情報が名刺を軸に集約されているので情報の精度が高いのがEightの魅力ですね。
名刺情報だから精度が高い
EightはビジネスSNSの中でも情報の精度が高いです。他のSNSと比べて考えてみましょう。Facebookについては基本、実名制のため、データの精度が高いですが、勤務先や役職、メールアドレスや電話番号などは基本、プライベートの情報だったり、ビジネスにまつわる情報はちゃんと入れていなかったりするのではないでしょうか?
Twitterに関しては匿名でも出来ますし、LINEも同じく勤務先など登録することはできません。一方、Eightは自分の名刺をスキャンするだけで名刺情報を元に様々データが勝手に入力されます。実名かつ、勤務先や役職など細かな情報までが登録されているので他のSNSと比べて情報精度が高いのが想像つくのではないでしょうか?
LinkedInもビジネスSNSではありますが、Eightの方が名刺を軸にしており、LinkedInはFacebookみたいに自分で情報を入力するのがメインなので、情報を入れ込むのがめんどくさく、入れていないといったケースもあるのではないでしょうか。
自分はまさにそうです。(笑)プロフィールとか色々と登録するのめんどくさいんですよね(笑)その分、Eightは名刺を読み込むだけなのでとてもラクです。
Eight Ad(エイト広告)の特徴
さて、ここからはEight Ad(エイド広告)の特徴について紹介していきます。
ターゲティング精度が高い
再三お伝え、うるさいかもですが、他の媒体と比べて名刺情報からデータを持ってきているので精度が高いというのが特徴です。上記でお伝えしてきたので割愛します。
企業名や業種でターゲティングできる
部署、役職、地域、従業員規模、売上規模、業種、企業名などこれらのターゲティングが精度高くできるのはEight Ad(エイド広告)ならではになります。
GDNやYDA、Facebookではここまで細かなターゲティングは難しいです。(近年、ファインド広告で業種や規模でターゲティングできるようになっていましたがデータソースが分からなく、おそらくEightの方が精度が高いと考える)
大概のDSPでも上記のターゲティングができることもあるのですが、そのほとんどがEightの情報と連携していることが多いです。特定の業界や役職者を狙い撃ちしたい場合であれば有効な広告手段でしょう。
Eightのターゲティング精度を保ちながらリード獲得広告が使える
個人的にEight Ad(エイト広告)で一番熱いと思うのがこのリード獲得広告機能であるLead Generation optionになります。
Lead Generation option機能とは上記の図のようにEight内の広告をクリックすると簡易のランディングページが立ち上がり、CTAをクリックして申込ボタンを押すだけで資料請求ができる形になっています。ユーザー側からすると、フォームに情報を入れ込まずに簡単に申し込みができるため、CVRが上がることがほとんどです。Facebook広告にも同じような機能があるのですが、リード獲得広告機能を使うとCVRが上がり、CPAが下がることがほとんど。
しかしながら、Facebook広告の欠点としてはすでに登録しているメールアドレスや電話番号がプライベート用であり、情報の精度にかける所があります。一方、Eightは名刺情報になるので情報精度が高い。よって、情報精度が高い状態でリード獲得広告が実施できるBtoBマーケターからすると結構アツい媒体なんです。
Facebook広告のリード獲得広告を始めるとメールアドレスがGmailなどのプライベートなもので質が悪いよね。みたいに言われることが多いのですが、質が良くCVRを担保できるのがEightのLead Generation option機能でしょう。
Eight広告の配信手法
Eight Native Ad
こちらがEight Ad(エイト広告)の一般的なフォームになります。Eight内に広告を出し、ランディングページに飛ばす広告です。イメージはFacebook広告みたいなものですね。フィードの合間に出てくる広告になります。
Eight Ad Network
こちらはEightの情報を元にFacebook広告やLINE広告、YouTube広告やGDNなどに配信できるメニューになります。Facebook広告であればEightの情報を元に類似ターゲティングにも活用ができます。Eightの情報を元に各媒体で配信を検討している方におすすめです。
Eight Ad(エイト広告)の注意点
Eight Ad Networkのみ運用ができる
実は運用できるのがEight Ad Networkのみになります。Eight Native AdについてはSansan社にバナーを渡して配信してもらう形になります。純広告みたいなイメージになりますね。ただ、配信セグメントは広告主や代理店側から指定が可能ですし、ターゲティングしたい人たちの情報を与えればSansan側から提案してくれます。
なので自分自身もEight Native Adは運用したことが無いので運用してみたいです(笑)
CPMが高くなる
Eight Ad Network、Eight Native Adもそうですが、ユーザー数が他のプラットフォームと比べると少ないためCPMが高くなる傾向にあります。CPMが高くなることは悪ではないのでCVRやCVしたユーザーの質が良ければ問題ありません。ただ、CPMはプラットフォーム内のユーザー数、またオークションが重複すると高くなることが多いので注意をしておきましょうEight Ad Networkを活用してFacebook広告に配信しても元々のターゲット数が少ないためCPMが高くなることが多いです。
費用について
Eight Ad Networkが月100万でEight Native Ad2か月で60万からが最低出稿金額になっています。アドネットワークは敷居が少し高いですが、Eight Native Adはそこまで高くないのでBtoBマーケではチャレンジしてみたい所ですね。
まとめ|BtoBでホワイトペーパーや資料請求などを狙うのであればチャレンジしたい媒体
最後までお読みいただきありがとうございます。特にLead Generation option機能がアツいと個人的に思うので色んな媒体をやり切った方にこそ試してもらいたいメニューです。
あと自分も試したことが無いのですがウォンテッドリーにも広告が出せるようで(採用以外の)こういう、あるジャンルに特化したSNS内で広告を出せることが増えてきたのでチャレンジしてみるといいかと思います。
他にも運用型広告×BtoB関連のnoteを書いているので以下も参考までに読んでみてください。
またTwitterでも運用型広告×BtoB軸で呟いているのでフォローしてください。
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