BtoBでも使えるファインド広告を解説
コロナになり、健康が一番だなと心から感じたハチワレです。
先日、ファインド広告にまつわるツイートしたら結構、いいねがつきました。
ファインド広告に注目している人が多いのかなと思いまして、今回はBtoB向けに活用できるファインド広告を紹介していこうと思います。
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ファインド広告とは?YouTubeやGmail面に出せるディスプレイ広告
ファインド広告とは、YouTubeやGmail、Google Feedに出せるディスプレイ広告になります。YouTube広告は動画クリエイティブが無いと出稿できませんが、ファインド広告は画像クリエイティブ(1200×628や1080×1080サイズ)があれば配信が可能です。
2020年5月より正式にローンチされたプロダクトでまだ、活用していない広告主もいるのではないでしょうか。
ターゲティング
ファインド広告一番の特徴はGoogleが保有している配信面(YouTubeやGmailなど)に対してGoogleアカウントのデータを元に精度高いターゲティングができることです。GDNでは出来なく、ファインド広告のみできるターゲティングもあります。
ファインド広告の代表的なターゲティングを紹介していきます。
業種ターゲティング
こちらはファインド広告とYouTube広告のみでできるターゲティングです。上記のような形で建設業に属しているであろう人をターゲティングできるようになっています。今までGDNではこのような業種のターゲティングが出来なかったので、BtoB案件ではぜひとも試してみたいターゲティングです。
規模のターゲティング
こちらもファインド広告とYouTube広告でしかできないターゲティングです。従業員規模でのターゲティングが可能となっています。
今まで従業員数や業種のターゲティングは、EightなどのビジネスSNSやDSPなどのIPアドレスを使ったターゲティングができる広告媒体でないとできなかったのですが、ファインド広告でできるようになったことで気軽にターゲティングできるようになりましたね。
最適化されたターゲティング
こちらはファインド広告やYouTube広告のみで今までできたのですが、直近のアップデートでGDNでもできるようになりましたね。
この最適化されたターゲティングがファインド広告一押しのターゲティングです。この最適化されたターゲティングというのは、こちらをオンにすると、google広告がコンバージョンしやすいユーザーに向けて配信されます。
この最適化されたターゲティングをオンにしている広告アカウントをいくつか見ていますが、そのほとんどで目標CPA内でCVが出ています。
オンにしないのがもったいないくらい、うまくいっていることが多いです。ちょっと違うかもしれないですが、Facebook広告の類似オーディエンスみたいな感じでCVデータからCVしやすいユーザーを自動的にgoogle広告が見つけてきてくれて配信されるようなターゲティングなのかと考えています。
ですので、ファインド広告を配信する場合は最適化されたターゲティングを積極的に活用することをおすすめします。
カスタムセグメントでサーチターゲティングができる
こちらはファインド広告とYouTube広告のみでできるターゲティングです。
これまでYDAのみでできていたサーチターゲティングがファインド広告で実施可能です。サーチターゲティングとは、特定のキーワードを検索した人にディスプレイ広告を出すターゲティングです。
上記の画像のようにGoogle検索上で「請求書作成ソフト」「請求書作成」などを検索した人にファインド広告を配信ができます。検索をしているということは、すでにサービスを探している状態ですのでターゲティングの精度も高く、YDAでは効果の高いターゲティングでしたが、YDAではYahoo!検索をした人しかターゲティングが出来ず、検索数が少ないような検索語句は、ターゲティングが出来ませんでした。
しかし、Google検索はYahoo!検索よりも検索数が多くユーザー数が多いため、サーチターゲティングでターゲティングできるユーザー数も多くなります。BtoBでも活用できるターゲティングなのでこちらも積極的に活用していきたい所です。
購買意欲の高いターゲティング
こちらはGoogle広告のプロダクト全てでできるターゲティングになりますが、BtoBターゲティングも多くあり、ターゲティングの種類が時々アップデートされるので定期的に見ることをおすすめしています。
上記のようにCRM、ERP、給与計算システムなどBtoBターゲティングがあるので自社サービスが該当するターゲティングを探してみましょう。
クリエイティブ
カルーセルフォーマットもある
ファインド広告は基本、1200×628の画像がでるフォーマットがメインであり、画像が大きく表示され、Facebook広告のフィードに流れてくる広告のようなイメージに近いです。近年ではカルーセル形式のフォーマットも登場し、複数の画像をカルーセルで表示させることができます。
審査がGDNより厳しい
これは運用していての所感も含みますが、GDNより審査が厳しく感じます。GDNで通っていた広告がファインド広告では審査に通らないということも多々あります。GDNの審査基準と少し違う部分があるので詳しくは以下をご覧ください。
入札は自動入札のみ
ファインド広告は手動入札が出来ず、自動入札のみの仕様です。コンバージョン数の最大化と目標コンバージョン単価になり、目標コンバージョン単価で運用することを個人的におすすめします。
自動入札がメインとなるプロダクトなので、CV数が月に30件以上稼げるようなアカウントでないとうまくワークしないことが多いので、BtoBだとCV数が少なくなることも多いので、ホワイトペーパーや資料請求などのコンバージョンポイントを増やして配信することをおすすめします。
おすすめの運用方法はリマーケティングと最適化されたターゲティングの併用
リマーケティングリストの広告グループを作り配信します。その広告グループである程度CVが出てきたら(月に数十件)最適化されたターゲティングをオンして配信することをおすすめしています。最適化されたターゲティングは広告グループ単位で設定が可能なのですが、おそらく広告グループ単位で学習しているはずなのでCVが出ている広告グループで最適化されたターゲティングを利かせた方がより、CVに近いユーザーに出るのではないかと考えています。
実際、自分で運用しているアカウントではこのような設定で配信し、リマーケティングリストのみで配信しているものより、最適化されたターゲティングをオンにしたものの方がCPAは多少上がりますがCV数が1.5倍になったケースもあります。CPAが上がるといってもリマーケティングリストのCPA9,000円くらいであれば10,000円くらいで最適化されたターゲティングで取れるイメージです。商材にもよりますが。とても優秀な挙動をするので導入しないのがもったいないくらいに感じています。
まとめ
近年、運用型広告の進化は激しいです。その中でもファインド広告は日を追うごとに挙動がよくなっている感じがします。その中でも最適化されたターゲティングは目を見張るものがあります。
新しいプロダクトは積極的に活用していきたいですね。最後までお読みいただきありがとうございました。
他にも運用型広告×BtoB関連のnoteを書いているので以下も参考までに読んでみてください。
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