MakerFaireTokyo2020の3作品からものづくりのヒントをもらった
プログラミングを学んで、はじめてものづくりをするようになり、ものづくりに興味を持ってきたことで、今回メイカーフェアというものをオンラインで視聴してみました。
その中から面白いと感じた作品を3つ紹介します。
1. ジェスチャーで動かせるゲームたち
今回のメイカーフェアでは、コロナ下で行われたということもあり、「触れなくても動かせる」にこだわった作品が多かったようです。コロナは、「できるだけ接触を避けたい」というニーズを生んでいるんですね。
ものづくりは常に進化していくものだと思いますが、常に高度化、洗練化というわけでなく、時代に合わせて機能が変わっていくというところが面白いなーと思います。
実は僕も、少し前に、機械学習によって指でWEB上の物体を動かせるアプリをつくりました。この機能はいまの時代に合っている、と改めて自分がつくったものの価値を再確認できました
2. フカセ暗号ジェネレーター
暗号にしたい言葉を入力すると、自動的に暗号が作られるものだそうです。
そもそもこれは何かというと、SEKAI NO OWARIのボーカル深瀬さんが、twitterで呟いたときに作った暗号だそうです。
で、これの何が面白いと思ったかというと「暗号をtwitterに投稿された翌日にこのジェネレーターを作った」ということ。いまの時代は関心が移りゆくもの。バズるかどうかはタイミングが重要だなと改めて教えてくれました。
そういう意味で、常に鮮度の高い情報を得るってことは重要だなと思います。
そういう意味で、以前作った、年末のガキ使の「笑ってはいけない」を一人でもできるようにする機械学習アプリも、ブラッシュアップしたものを12月に再度出してみるといいかもなーと思いました。
3. ふれAIレコーダー
最後は、こちら。
これは僕が欲しいなーと純粋に思ったものです。上のスライド画像に書いてある通り、こどものちょっとした一言って面白いんですよね。その瞬間は急に訪れます。待ってはくれません。
「え、いまのもう一回言って!」とお願いして、動画の撮影を準備している間に、もうやってくれなくなって、その一言の保存タイミングを逸することがあります。
なので、その一瞬の保存を確実にしてくれたら、すごく価値があるんですよね。それを実現してくれるようなものでした。
ただ欲を言えば、音声だけじゃなく、動画で残せたらいいのになーと思います。
僕もつい先日、ハッカソンにて、こども向けの作品をつくりました。3歳からでも使えるLINEコミュニケーションデバイスです。
こども向けの作品は、いますごく共感できるところも多いので、ぜひ作っていきたい。
今度は、こどものちょっとしたものを逃さず記録してくれる何かを作れないか模索してみようと思います。