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正しい「字コンテ」で動画広告の効果を最大化!B-SOKU流の秘訣を大公開!

こんにちは! B-SOKU広報チームです。

いきなりですが、皆さん「字コンテ」作っていますか?

馴染みのある「絵コンテ」と違い、「字コンテ」は聞きなれないという方も多いのではないでしょうか。字コンテとは、動画の流れやナレーションを「テキストで記載」するもので、絵コンテ制作前に、動画の全体像を組み上げるために必要になるものです。

私たちの過去のnote記事でも取り上げたように、動画広告市場はどんどん拡大しており、それに伴い競争も激化しています。ターゲットとなるユーザーの視聴時間も限られているような状況で、そのなかで最大限の効果を出していくためには、動画広告の設計図である字コンテが非常に重要である、と私たちは考えています。

この字コンテこそが「動画広告の費用対効果を大きく左右する」と言っても過言ではありません! 今回は字コンテが以下に重要かを解説いたします。


動画市場の盛り上がりについて

字コンテについて触れる前に、
まずは前提となる動画市場についておさらいをしていきましょう。

動画広告市場について
市場売上規模/年齢別サービス利用率/メディア接触時間について解説

スマートフォン普及率の向上や通信環境の進化に伴い、動画広告市場は拡大の一途を辿っていることがわかります。同時に、競合ひしめく市場でユーザーの限られた視聴時間を奪い取るために、より効果的な動画広告の制作が求められています。
このような時代において、動画広告で成果を出すためには

  • 精度が高く勝てる動画を生み出していくこと

  • そのためにスピード感を持ったPDCAを行うこと

  • 伝えたいことが正しく伝わる動画を作ること

が重要となってきます。
では、これらに「字コンテ」がどう作用するのでしょうか?

まずはきちんと「字コンテ」を作らないと、
どのようなデメリットが出てくるのかを見ていきましょう。

正しい字コンテを作らなかったときのデメリット

不備がある字コンテを作ってしまうと、

  • 絵コンテや動画制作段階での手戻りが発生し、修正工数が増え、結果的に制作期間が長引く

  • 修正コストが増大し、予算を圧迫する

  • 関係者間で認識の齟齬が生じ、意図しない動画が出来上がる

  • クオリティの低い動画になり、視聴者の離脱や期待する効果を実現できない

  • 効果測定が難しく、PDCAサイクルを効果的に回せない

正しい字コンテの制作はこれらデメリットを解消し、次のようなメリットをもたらしてくれます。

正しい字コンテを作ったときのメリット

  • 制作プロセスがスムーズになり、納期を短縮できる

  • 関係者間での認識を統一し、スムーズな連携を実現する

  • 動画のクオリティが向上し、視聴者のエンゲージメントを高めることができる

  • 目標達成に最適化された動画を制作できる

  • 効果測定がしやすく、PDCAサイクルを効率的に回せる

といった、動画制作フェーズと広告運用フェーズ・分析フェーズにて様々なメリットをもたらすことができます。

正しい「字コンテ」の書き方

では正しい字コンテとはどのようなもので、どのように書いていけばよいのかを見ていきましょう。

まずは動画広告として重要な下記4つを意識して、具体的に作りあげることをおすすめします。

  1. 冒頭1~5秒間に、ユーザーの興味をひくアテンションを盛り込む

  2. 短く具体的に、かつひと目でわかりやすいフレーズで製品・サービスを説明する

  3. 動画をとおして、一貫性のあるストーリー作りを心がける

  4. 動画を見たあとに取ってほしい行動を明記する

これら4つは、上から順番に「訴求」「コピー」「ストーリー」「ネクストアクション」という、動画の骨組みの部分で、パフォーマンスを大きく左右する要素です。字コンテ段階でこれらの方向性を固めることが本当に重要です。

この骨組みをなんとなく考えるのではなく、
「なぜその訴求にする必要があり、なぜこのコピーを見せる必要があるのか」「この動画を見た際に、何を感じてもらい、どのような態度変容を促したいのか」を徹底して追求し、細部にもこだわり抜く必要があります。

もしいいかげんに対処してしまうと、デザインに起こすタイミングで当初の狙いからずれた動画が出来上がり、高いパフォーマンスを追求することが難しくなるのです。

テキストでお伝えしてきましたが、
百聞は一見にしかず、私たちが実際に作っている字コンテのサンプルをご覧ください。

ぜひ拡大してご覧ください。

このフォーマットは、先ほどお伝えした留意点を網羅していて、記入していけば正しい字コンテが完成するという優れモノです。

クライアント様を相手に制作をしているため、
担当のクライアント様/サービス名/訴求名
秒数/デザイントンマナ/参考動画/ナレーション希望/希望ナレーター/CTAを記載し、依頼者と作業者間で認識齟齬が発生しないようにしています。

下段部分、左から順番に、
コマ数/秒数/内容(シーン)/テロップ(コピー)/セリフ・ナレーション/効果音/備考欄と、動画制作時に必要になる項目を用意しています。

このフォーマットを使って正しい字コンテを作成する手順、ポイントは次のようになります。

「訴求」
1コマ目には「ターゲットコール」もしくは「強い惹きとなるオファー」を盛り込んでいます。こうすることで離脱を防ぐための工夫が施されることとなり、本来伝えたい動画のボディ部分まで見てもらいやすくなります。

そのうえで、1~2コマ目にこの動画では何を伝えたいのかにあたる「訴求」を盛り込んでいます。

「コピー」
2~5コマ目に、サービスの説明を入れ込んでいます。
見てわかるとおり、1コマあたりの文章はかなり短くしています。
問題提起から入り、その問題がこのサービスを使用することでどのように解決するのかをわかりやすくストーリー立てて伝えています。

「ストーリー」
同様に2~5コマ目にも、本当に伝えたい内容しか盛り込んでいません。
本来であれば「無料でサービス開始できること」や「利用者増加中」などといった情報も伝えられるのですが、
たくさん入れすぎてしまうと、本来伝えたい内容がふわっとしてしまい、
ユーザーの理解度を損なう可能性があります。
そのため言いたいことはシンプルに、流れがつながるように構成をしていきます。

「ネクストアクション」
ここをないがしろにしてしまう方も非常に多いのですが、
動画を見たあとに〝どのような行動をとってもらいたいか〟を明記して、ユーザーの背中を押すような効果を持たせましょう。
今回のサンプルでは、サイト誘導を促したいため、「詳しくはサイトをチェック」という文言を入れ込んでいます。
もし検索誘導を促したい場合は「◯◯で検索」といった内容を入れてもよいですし、資料請求を促したい場合は「まずは資料請求を!」などの文言を入れるとよいかと思います。

その他にも今回のサンプルでは
どのコマでどんな素材を使ってほしいのか、どんな効果音を入れてほしいのか、このコマをとおしてどのような態度変容を促してほしいのかといった内容も入れ込んでいます。
これらの情報も明確にすることで、狙った効果を発揮しやすい動画が完成するので、ぜひ参考にしてみてください。



私たちB-SOKUは、Web広告に携わる方々に向けて、他にも以下のようなクリエイティブ効果検証記事をお届けしています♪

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