人生初の入院&手術

8・16(金)

一晩経てば何事もなかったかのように痛みも治っているのを期待して起きてみたが
結果は同じ。
傷み止めのおかげで多少良くなったけどそれも気休め程度。

この辺りでなんとなく断裂していることはほぼ自分の中で納得とゆうか諦めがついたけどとりあえず友達の運転で評判の良い整形外科へと急ぐ。

AM9時半頃
院内にはこの時点でものすごい数の患者さんが診察を待っていた。
よく考えてみればお盆明け最初の診察日、自分の番が昼前になると言われスマホの充電を見て絶望した。
昨日自宅にも帰れてないから充電もあとわずか…

また時間になったら戻る約束をし一旦外出しに出ようとした際、看護師の方に詳しい症状を聞かせてほしいと言われ昨日の出来事を細かく説明すると中に案内され診察をしてもらえることに。
この時点で色々と察することができた。
重症なのだろう、切れているのだろう。
だって痛いもん、歩けんもん(笑)

案の定すぐに紹介状を持って大きな病院へ11時までに行くようにと言われる。
10時30分。際どい!!
時間に間に合うよう出来るだけ急ぐ。
病院の受付にアディショナルタイムはないのだ。

なんとか受付に間に合い今日中に診察してもらえることに。
10時58分。ラストワンプレーで勝ち点を拾ったかのような感動。

割と早い段階で診てもらうことが出来た。
ここで遂に宣告される。

「アキレス腱断裂」
わかってはいたがいざ言われるとなかなかにしんどい。
早速今後の治療方針について先生から2つの選択を迫られる。
まずは切れた腱同志を手術で繋ぐこと。
もう一つは手術をせず保存療法で治すこと。
一旦診察を終え、日頃お世話になっているジムのトレーナーさんと家族に電話をする。
家族はどちらでも好きにしたらいいとあっけらかんとしている。
あんまりだと思われるかもしれないがうちはこれが普通なので問題ないのだ(笑)
ジムのトレーナーさんからは今後のことを考えると手術を受けることを勧められるた。
こうゆう時に意見が聞けるのはとても心強い限りでした。

どちらを選んでもいいけど確実に治してまたボールを蹴ったり筋トレしたいことを考えたら答えは一つしかなかった。手術一択。

診察室に戻り手術を受けることを先生へ伝える。
来週あたりに受けるのかと勝手に思っていたが手術室に空きがあり今日受けれるというのだ!!
いやいや、今日⁉︎
え、そんなサクッとしちゃう感じ⁉︎

でもま、今日しても来週しても一緒なら今日やってしまおう。
(もはや投げやりである)

PM15時
血液検査や入院、手術の手続きを諸々済ませようやく入院する病室へ。
やっと横になり友達と談笑していると看護師さんが点滴に来てくれた。
15分後に手術室に入るとのこと。
え、あと15分⁉︎
手術ってそんなサクサク進むもんなの⁉︎
RPGでゆうレポートやセーブもせずどんどん進めて行く感じである。

PM16時手術
最後のトイレを済ませいざ手術室へ
ドラマでよく見るいかにも手術室とは全然違う木目調で温かみのある部屋だった。
何やら流行りの音楽みたいなのも流れている。
「これからするのって散髪でしたっけ?」
一応小ボケてみるくらいの余裕はまだあった。
先生も「麻酔無しで手術するんだよね?(笑)」
と被せてくる余裕ぶりで終始和やか雰囲気で1時間半の手術は終わった。
今朝から決断の連続だったこともや人生初の手術で精神的に疲れて途中ウトウトしてしまった。
麻酔で下半身は動かないけど今夜はよく寝れそうだ。
夜勤の看護婦さん可愛いといいなぁ。
そんなことを考えながら今夜のお宿(病室)へと帰っていく。





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