ミイラ展で出会った色んな文化が迫ってきたから日々を懸命に生きようと思いました。

先日更新したnoteの通り、上野に遊びに行ってきました。今回の目的はミイラ展。和楽器バンドでメイクをしてくれている加藤さんと、お互いミイラ展が気になっている事が発覚して日程を合わせたのです。

上野は何度か行ったことはあるけど、行く度に仕事だったり、目的がはっきりしていてあまりプラプラ歩いた事がない街だったので今回は上野に詳しい加藤さんに案内してもらいながらプラプラ歩いて楽しんできました。

そして。ミイラ展とゴッホ展も両方みれて満足。

なんか、人体の不思議展も、今回のミイラ展も、個人的には少し抵抗感を感じてしまう側面も有るのです(人体の不思議展は行った事がないんだけど。。。)というのも、突き詰めてしまえば、展示されているのは遺体なわけで、その遺体を自分の休日に博物館に行ってシゲシゲと眺める事が、なんというか、腑に落ちないものが有るからなのですが、エジプトの文化に興味が有ったり、ミイラにまつわる死生観にも興味があって今回はその抵抗感をないものとして行ってきました(でも、なんだか、ミイラについて書くことも、人の遺体について書くことと自分の中ではつながってしまって抵抗感は感じてしまうけど。。。)

結果的に、今回のミイラ展の内容は充実していて、人工ミイラと自然ミイラが満遍なく展示されていて、しかも、国、地方に寄る文化の違い、さらには、いつか訪れて見たいと思っていた日本の即身仏も展示されていて行く事が出来てよかったです。

色々と思うことはあるものの、死、という事に対しての様々な向き合い方を見せられている感じを受けました。死後に魂が戻る場所としての保存、自分たちを見守ってもらうための保存(もしかしたら、子孫を見守りたいというところが始まりかもしれない、とも感じたけど)、仏道修行のために人間の壁を乗り越えた証としての結果(即身仏に関してはそんな風に感じました)など、色々な視点から「死」というものを眺めて考えて出した結果の1つにミイラという文化がある、というのは考えさせられるものがあります。

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