クラシックホテルの魔法② 買っていいクッキー缶
取り戻す習慣
いっぱいいっぱいの生活をして数週間。その間に江角悠子さんのオンラインサロンの談話会に参加して、少しずつ優しい応援を頂いているような時間を過ごしました。
あくまでも
「~してもいいかもしれないですね」
「~でいいんじゃないですかね」
と提案はされても、
「決めるのはあなたですよ」
そっと私のまえに問いが置かれる。
私の気持ちはどこにあるのか?
残念ながら、気持ちはどこかに旅立っている(これを私は、スナフキン現象:おさびし山(に行っている)、と言う)。
東洋経済の記事によると、1日に人間は最大35,000回の決断をしているらしい。現在おさびし山の私でも、まずは、1/35,000を決めた。
クッキーを用意することを、Noteを書くスタートボタンとする
【本日のクッキー】 スターバックスコーヒーのクッキー缶より
友人Rの提案
以前書いたとおり、友人Rは鋭い。
鋭いだけでなく、さりげなく温かく、さりげなく優しい。
「今度さぁ、箱根行かない?」(友人R)
「珍しいねぇ、ミッキーじゃないの?」(栗あらため、凛)
「一緒に行きたいところあるのよぉ」(友人R)
「じゃぁ、さぁ、あのほらさぁ、あの、富士屋ホテルのクッキーも買いたいんだけど。。。」(凛)
「そうだよね、メインイベントだね」(友人R)
「わーい、わーい(涙)」(凛)
欲しいクッキー缶は、一緒に買いに行こう。
友人Rは、決してやさしさを押し付けない。
自分が出かけて素晴らしいと感じた場所、食べてみて美味しかったところを凛も体験したらどうかなぁとあくまでも提案し、答え(Yes/No)は相手に委ねる。もし色よい答え(Yes)だったら、自分も一緒に楽しもうとする人だ。
相手(今回の場合、凛)が楽しければよいのではなく、
同じ目線で自分も楽しむ。
これだけで、心が少し暖かくなる。
(今回の日帰り旅では、はつ花そばと、強羅公園にも行きました)
友人Rは、自立した人だ。
富士屋ホテル
箱根登山電車 宮ノ下駅から仙石原方面に歩いて約10分。
明治11年(1878年)、日本発の本格的リゾートホテルとして誕生した富士屋ホテルは、日本有数のクラシックホテルとして知られる。和洋折衷の特徴的な建物は、近代化産業遺産として国の登録有形文化財に指定されている。
外国人専用ホテルだった時期があるため、チャップリンやヘレンケラーが宿泊でも知られ、その他ジョンレノンなど世界のVIPご用達ホテルとしての側面を持つ。
正月の箱根駅伝では、選手がホテルの目の前を通過していく、箱根の歴史とともにあるホテルといえる(ホテル内に「ホテル・ミュージアム」が併設されており、ホテルの歴史を垣間見てとれる)。
ラウンジ
日本有数のクラシックホテルである富士屋ホテルは、宿泊客以外、日帰り観光客でもそのホテルの雰囲気を少し体験することができる。
クッキー缶購入の前に、ホテルのラウンジでアフタヌーンティを楽しんだ。
アップルパイ(凛)
係の方が教えてくださった名物。ぎっしりカットされたリンゴの甘煮がつまっており、シナモンがしっかり効いている。
レモンメレンゲパイ(友人R)
メレンゲはふわっとしていて、レモンは酸味がありさっぱりとしている。それを包むパイはサクッとしている。
(番外編)食器
大倉陶園のオリジナル。ホテルの名前通り富士があしらわれ、箱根と共に歴史を刻む伝統を感じさせるとともに、食器の上のケーキのおいしさを演出する。
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「ここは私、パワースポットだと思ってるんだよね。
凛もここに坐って、パワーをもらおう」(友人R)
小池から聞こえる、水の音と、柔らかな光。ちょっとゆっくり時間が流れる。美味しいケーキと、大事な友達。
こんなんとき、友人Rは、急かさない。話を遮らず、聞き役でいる。
職業柄(凄腕介護職、ケアマネージャー)もあるだろうが、
「そう感じたんだねぇ」
と言いながら、寄り添ってくれるカウンセラのようでもある。
もちろん、
「はぁ?それ、おかしいでしょ?」とも笑いながら言う。
富士屋ホテルと、友人Rが脳内に留まるエネルギーを放電し、メモリを解放してくれるような時間を過ごした。
少しずつ、少しずつ。一歩、一歩。
クッキー缶
こちらが念願の富士屋ホテルのクッキー缶。
少しずつ多彩なクッキーがぎっしりと詰まっている。
クッキーのお品書きが入っており、選ぶ楽しみを増やしている。
(まだ食べていない)。
クッキーの賞味期限は2/5。つまり非常に短い。
Noteを書くスイッチを沢山もっているということ、になるぞ。