姿勢チェックから始めるコンディショニング改善エクササイズ
著者の現場での試行錯誤に関する経験から、有益であったものが紹介されていると書かれている。
そのような前提から、当然論文による理論や方法の根拠づけは為されていなく、今後可能な限り検証されるといいなと思う。
そもそも、そのような研究を行うには、現場での疑問が必要であり、こういった現場での試行錯誤について書かれている著作も貴重なはず。
ここまでは論文で根拠を示せるところ、ここからは自分の経験値から得たもので現在まだ根拠は示せないところ、とはっきりしていると、より良いのかもしれない。
姿勢…重力に対する身体の適応状態
運動…姿勢が連続的に変化したもの
運動生理学的観点から見た良い姿勢…エネルギー消費が少なく、最小の筋活動による姿勢であり、経済効率が良いもの
スポーツ現場における良い姿勢…身体に負担がかからないこと、疲れにくいこと、動きやすいこと
ニュートラルポジションをしっかり作ることで、各筋の至適長を保てるために動きやすい
骨盤前傾がうまくできない人は後傾している可能性が高い。
腸腰筋が弱くなっている可能性が高い。
読んでいたり自分の経験から思ったことは、骨盤後傾の人は股関節は上手く使えなく、膝関節優位の動きから大腿四頭筋が強いイメージが個人的にはある。骨盤前傾でも大腿四頭筋が過剰な場合もあるし、いずれにせよ股関節を上手に使えない状況は結果的に膝優位の運動を起こすケースがあるのかも知れない。
尻全体をつけた座位から、ドローインを保って片脚ずつ股関節屈曲。わずかに外旋が伴うのが通常のよう。
個人的なメモであって、営利目的ではないので、購入しないでください。
ここから先は
0字
/
5画像
¥ 10,000
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?