見出し画像

26歳ネガティブ陰キャの結婚観

社会人4年目、26歳。
仲のいい友人たちの結婚や出産が相次ぐころ合いになりました。

私自身は今、交際している異性がいるわけでなく、結婚というのがリアリティをもって感じることのできない現状にあります。

そんな私の想う“結婚”という事象について記せればと思います。


まず第一に私自身には「結婚願望」がありません。
誰かと共同生活を送るというのは、想像でも耐えられないような感覚があります。
交際したいという感覚もないのに、人並みの性欲はあったりしますが、硬すぎる貞操観念がゆえ身体の関係や夜の街へ繰り出すといった発想もないのが私という人間です。

そんな人間であるため、他人の結婚について「嫉妬」のようなネガティブな感情はなく、純粋におめでたいなと思えます。
ただ、仲のいい友人が結婚すると気安く遊びに誘えなくなるのがさみしくなったりはしています。

しかし、仲がいい友人をおめでたいと同時にモヤっとした感覚が心にあるのも事実です。
それは相手の結婚に対する感情というより、自分の内情に向く感情なのです。
このモヤっとは一体何なんだろうと、自問と自答を延々と繰り返し、私の中で一つの答えを導き出すことに成功しました。

私の結婚に対するモヤっとした感情は
かつて共通の価値観を共有していた友人たちが、自分と異なる価値観に同一の幸福を感じ、その価値観を広く共有している
という事実にショックを受けているのだという考察結果がでました。

学生時代にジャンプの感想を毎週語り合った彼も、一緒にお笑いライブに行った彼も、ともに陸上競技に打ち込んだ彼も、“結婚”という同一の幸福を目指すもしくは実感しているのだ。
そしてその価値観を共有できていない自分に、どうしようもない虚無感を感じてモヤっとしてしまうのだ。


あー・・・
自分で書いていてまた悲しくなりましたね。


こんな私も劇的な出会いの末、誰かを想い馳せる日くるのでしょうか?



学生時代から毎週ジャンプの感想をLINEで共有する友人がいます。
彼は昨年、めでたく結婚しましたが、いまだにジャンプ感想LINEは継続しています。
そんな彼は、今年ついに父親になる予定です。
果たして父となった彼は、相変わらずジャンプ感想LINEを続けてくれるんでしょうか。

私の虚無感はまだしばらく続きそうです。



いいなと思ったら応援しよう!