広島県のBSケアプレゼンター®が(公社)広島県看護協会 助産師職能研究会で講演の機会をいただきました!
お母さんと赤ちゃんにやさしい乳房ケアBSケア®を届ける、BSケアプレゼンター®の活動をご紹介!
今回のプレゼンターさんは、高島麻季さん、野崎悦子さん、田中美佳さんです。
(公社)広島県看護協会 助産師職能研究会で講演しました。
広島県を拠点に活動するBSケアプレゼンターの高島麻季です。
2024年8月24日(土)、(公社)広島県看護協会 助産師職能研究会に、同じく広島で活動するプレゼンターの田中さん、野崎さんと共に登壇しました。
はじめに、「退院後の母乳育児支援の現状から入院中の母子に必要なケアを考える」 と題してシンポジウムを行いました。
3つの事例を紹介し、それに対するアセスメントと実際行ったBSケア、ケア後の変化及び考察、入院中にできるケアについてお話をしました。
次に、 「セルフケアにつなげるために入院中にしておくこと~乳房トラブル時の対応を中心に実践する~」と題し、お母さんが自分でできる乳房のセルフケアBSケアの「魔法のクチュクチュ」の演習も行いました。
演習は、初回授乳の場面を想定しロールプレイ形式で行いました。セルフケアの目的から実際のやり方の演習、それをお母さんに伝える方法、そして授乳の仕方まで、説明と実践を繰り返す形で参加者の皆様にお伝えしました。
また、グループワーク 「母乳育児を継続するために、それぞれの立場でできる事」も行いました。
参加者のニーズと反応
参加の動機については様々で、「生理的充満時」「緊満時のケアのポイント」「乳頭混乱」「保護器を使う基準」「乳頭の形状により吸着困難児のかかわり」「母子分離」「痛くない乳房ケアの方法」等を学びたいと、各自課題をもって参加しておられました。
多くの方にメモを熱心にとりながら聞いていただけました。
3つの事例を扱いましたが、ともに入院中にできることについては、セルフケア「魔法のクチュクチュ」について話をしたことにより、セルフケアの重要性の理解が深まり、後半の演習も意欲的に取り組んでいただけました。
「魔法のクチュクチュ」の演習では、参加者の手つきは優しい手つきの方がほとんどで、修正・アドバイスの手を添える必要がほぼないほどでした。乳房模型を自分の胸に当てて演習していただいたことで、お母さんの目線で手を動かすことができたのではないかと思います。
グループワークでは、自分たちの置かれている環境の中でもできることを模索される意見が多かったです。 「セルフケアを伝えていきたい」「スタッフ間でも共有していきたい」「母乳育児のメリットを妊娠中からも伝えてきたい」「お母さんたちに前向きな声掛けをしていきたい」「時間制限なく吸われていくことを伝えていくようにしたい」などポジティブな意見がたくさんあがりました。
参加いただいた方々の感想としては、セルフケアを伝えていきたい、お母さんたちに伝えていきたい、という意欲的な発言が多くみられ大変有意義な時間となりました。
さいごに
このたび、私たち3人はBSケアのセルフケアを助産師にお伝えする貴重な機会をいただきました。不安なこともありましたが、3人いることでお互いに確認し合いながら研修会をすすめられ、とても心強かったです。
BSケアの魔法のクチュクチュが広がり、多くのお母さんたちが救われていく未来が見えた気がしました。
ありがとうございました。
イベントについて
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