note新機能とAnthony Volpe
以前,noteにルビ機能が実装された際に「OPS」といった使い方を紹介させていただきました。
今回,noteがベータ版に以降し,以下の機能を実装したようです。
箇条書き・番号リスト・大小見出し(h3)
出典元の記載
画像の説明文(キャプション) 挿入
本noteでは選手紹介を兼ねて新機能の使いごこちを体験してみたいと思います。前回同様にAnthony Volpeくんを実験台とします。
【選手紹介】Anthony Volpe
基本情報
2001年4月28日生(20歳)
ニュージャージー州出身
遊撃手(右投右打)
デルバートン高校出身(Jack Leiterと同級生)
2019年ドラフト1位(全体30位)
プロ入りまでの経歴
幼少期より野球に打ち込み,U-12・U-15アメリカ代表選手としてワールドカップに出場。デルバートン高校では2021年ドラフトで全体2位指名を受けるJack Leiterとともにニュージャージー州の頂点に立つなどして有名選手に。
(2019 New Jersey High School Player of the Year受賞)
これまたJack Leiterと同じくヴァンダービルド大への進学が決まっていましたが,ヤンキースが2019年ドラフトにて全体30位指名を行い,なんとか契約成立まで漕ぎ着けました。ニューヨークの隣で育ったことからも,大のヤンキースファン,とりわけDerek JeterのファンであったことはNYY入団を決心した要因でもあったと思われます。
プロ入り後
ドラフト後の2019年シーズンよりルーキークラスのプラスキヤンキースにてデビューするも大苦戦。アマチュア時代に攻守で完成度の高さが評価されていたVolpeは34試合で打率.215 2HR OPS.704に終わりました。ただ,150打席で23四球を記録するなど持ち前の選球眼が通用していたことは確か。
しかし翌2020年シーズンは新型コロナウイルス感染症拡大のあおりを受けてマイナーリーグがシャットアウト。これをチャンスと捉えたVolpeは地元で連日個人トレーニングに励むことでビルドアップ・打撃改造を図りました。
そしてLow-Aで迎えた2021年シーズン,Volpeは大爆発。
54試合で打率.302 12HR 21盗塁 51四球(43三振) OPS1.078 186wRC+という圧倒的な成績を記録し,FuturesGameに隠れてHigh-A昇格を果たしました。
昇格後も55試合で15HR OPS.977という圧巻のパフォーマンスで実力を証明。
年間合わせて27HR 33盗塁 78四球 OPS1.027という結果を残しMLB公式のHitting Prospect of Yearに選出されました。また,シーズン開幕前のプロスペクトランキングではチーム内10位以内にも入れずにいたVolpe。今シーズン終了時にはNYY1位のプロスペクトとして君臨し,MLB.comのランキングにおいても全体15位までのし上がっています。
Volpe以外にもOswald PerazaやTrey Sweeney,Alexander Vargasなどの遊撃手がひしめく中,ポジション争いは苛烈。今年度のインターナショナルFAにおいては各媒体から1位評価を受けているRoderick AriasがNYYとコミットしているなど,将来的にショートにとどまれるかは難しいところですが,Jeterに次ぐキャプテンシー溢れた若手の存在は必ずや我らのニューヨークヤンキースを導いてくれることでしょう。
note ベータ版の所感
ひとまず,番号リストを除く以下の
箇条書き・大小見出し(h3)
出典元の記載
画像の説明文(キャプション) 挿入
を使ってみましたが読者の皆さん的にどうでしたか?
ぼくとしては箇条書きを除いてかなり使いやすいアップデートなんじゃないかと思いました。箇条書き機能は通常よりも行間隔が空いてしまう点があまり好きじゃないですね。数字の箇条書き機能はもっと使わないと思います。①②のほうが好きなので。
新機能ではありませんが,様々な機能をつかうときのポップアップ帯が機能増加にともなって長くなっているんですけど,ウィンド画面の最小サイズで使用したときに一部機能が隠れてしまう点は即時改善してほしい点かと思います。
画像へのキャプションと引用に出典元を付けられるようになったのは👏。使用感も予想より遥によかったですし,特に出典元記載についてはnoteクリエーターにある種の倫理を持って執筆する意識がインストースされるきっかけになってほしいですね。(画像を無断転用してる奴がよくもこんな高尚なセリフを吐けたものですね)
以下,参考
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