"Brando Mayea" Updates【22-23 IntFA】【NYY】
⑩Brandon→Brandoへ登録名変更|2024/01/16
そういやいつのまにかファーストネームをBrandoに変更して登録名としていたようです。今までBrandonを使用してきましたが、当noteでもBrandoへ変更していきたいと思います。早速タイトルを変えました。
⑨Mayeaのプロ1年目は及第点|2023/11/08
今年1月に契約を果たしたMayeaでしたが、今期はDSL Yankeesに配属されると6/5にデビュー。1打席目で二塁打を放ちますが早速負傷離脱をかますRoderick Arias芸を披露。幸いすぐに復帰を果たし、6/30には初HRを記録。シーズン成績は38試合 BA.276 3HR 22SB 22BB/27K .382/.400/.782といった及第点なスタッツとなりました。ムラの多い成績を残す選手が大半を占める中、思った以上に安定感のある選手という印象。ここらへんはツールの中で最もコンタクトへの評価が高かったので予定どおりでしょうか。来季はFCLとLow-Aを標榜する中で、よりISOを光らせていってほしいですね。思った以上に走守面でも評価を高めているのが嬉しい誤算。Low-Aを席巻するであろうAriasやDelgadoといったメンバーには奇しくも中堅手がいないため、ここで一挙に追いつくことができれば傘下もしばらくは安泰かと。期待したいですね。
さて、話題は変わって同クラスのIFA選手について。BonillaはDSLにてMayea以上の成績を残し、Celestenはふくらはぎの怪我によってデビューすら叶わず。そしてSalasはLow-Aでデビューすると48試合で122wRC+を計測。その後High-Aにスピード昇格を果たすと、シーズン最終盤には驚愕のDouble-Aに到達。いやこれ17歳ですよ…。成績が伴って然るべきものですが、SalasのHigh-A成績はOPS.472と、当たり前ですが17歳相応の成績だったわけです。それを強行的に昇格させたSPDの意図が分かりません。類似例とすれば怪我などによって実戦経験の浅かったC.J. AbramsをMLBへスピード昇格させた結果、やはり順応できずにトレード要員へ。ようやく経験が追いつき、今やWSHで非常に明るい成績を残しています。
Salasは間違いなく1年後の№1プロスペクトであることに異存ありませんが、焦るのは今ではないですよね。来季、どうにかHigh-Aで開幕を迎えさせてほしいものです。
⑧Mayeaがニューヨーク・ヤンキースと契約!|2023/01/15
現地2023年1月15日に国際FAの22-23年クラス選手との契約が解禁となり,本noteで取り上げていたBrandon Mayeaは当初よりリンクしていたニューヨーク・ヤンキースと契約!
契約額は4.35Mであり,口頭合意されていた「5.0M」という数字よりディスカウントされた印象で,これであれば残り0.8M程を別の選手に使用できる公算。昨年Ariasを射止めた際も低予算ながらEnmanuel Tejada等の素材を獲得できているので,今年も期待したいところ。
無事Mayeaが入団したことで,今季このnoteをどう運用するか悩みどころですが,ぼちぼち更新できるようにがんばります。とりあえず良かったね。
今クラスの№1とされてきたお馴染みEthan Salasはこれまた既定路線でパドレスと契約。驚くべきはその契約額で,5.6Mという破格。彼らのボーナスプールが5.82M程と考えると,超一点買いですね・・。ただ,SalasはIntFAにおいても貴重な捕手というポジションであるだけでなく,好守共に希有な才能を有しているとされており妥当かと思います。もしかしたらJasson Dominguez同様にこの冬に更新されるプロスペクトランキングでTop100入りするかもしれませんね。
そういや結局インターナショナル・ドラフトってどうなったんや。7月までに合意~みたいな努力目標なかったけ?
⑦FangraphsのIntFAランキングが公開|2022/12/17
12月17日,Pipelineに続いてFangraphsでもIntFAのプロスペクトランキングが公開されています。
1年前のMayeaは今クラス最高のFV評価を受けていましたが,今回はEthan Salasに次ぐFV45+に位置しており依然として高止まりしていますね。
特にここ1年で体格が変化したわけでもなく,ボーナススロットの大部分を注ぎ込んで獲得する必要があるかはまだ疑問。現に今年1月に契約したRoderick Ariasがあのザマなのを見るとやっぱりリスキーに感じます。まあゆうても安く買いたたいた選手がトッププロスペクトになる例(Oswald Peraza等)もあるので見守ってあげようと思います。
契約後は年1の更新くらいにしたいな。めんどくさくなってきたので😓
⑥MLB PipelineのIntFAランキングが公開!|2022/09/30
9月30日付けで2023年のIntFAクラスにおけるプロスペクトランキングが公開されました!
気になるMayeaのランキングは9位であり,スカウティングレポートは以下のとおり。
スイングスピードやゾーン管理の評価は以前として高く,Gary Sheffieldと評したのはおもしろいですね。
ただ,以前「BIG4」と称されていたSalasとCelestenがTop2に君臨し,BonillaもMayeaより高評価。Fangraphsの評価とはかなり異なる結果になりましたね。さすがに尚早すぎたんじゃないかね。
以前は5.0Mでの契約が噂されていましたが,NYYの来季ボーナスプール額が5.28Mであることを踏まえるといくら何でも一点買いが過ぎる。AriasやDominguezのようなハイパープロスペクトと呼べるわけではないので,ある程度ディスカウントされてると良いが。。
⑤先達者SanchezがMINへ移籍|2022/03/16
Mayeaはフロリダで既に複数のYankees組織に属する選手とトレーニングを行っており,その中でもMLBで正捕手を務めるGary Sanchezと練習を共に行う風景が何度もSNSに投稿されてきました。
ある意味では国際FAでのパイプを繋ぐ役割を果たしていたSanchezの移籍,何も影響がないと良いですよね。Hans Montero(2020国際FAにてNYY入り)などとも交流していたようですし,ほんのちょっぴりだけ心配ではあります。(まあ,大丈夫でしょう。)
④新CBA,2023年までは国際FA継続へ|2022/03/11
CBA(労使協定)の締結が難航したことによりMLBは2021年12月1日からロックアウトに突入。3月に入ってからはボーナスプールや贅沢税しきい値などの争点でオーナー側と選手会側がそれぞれ歩み寄りを見せたことによって交渉が加速。しかしここにきて最大の障壁となったのがMLBオーナー側が主張する「国際ドラフト」の導入でありました。トップ選手の契約金減少などが見込まれるなどの理由から選手会が拒否したものの,日本時間3月11日に「7月25日までに選手会と合意に至れば従前の国際フリーエージェント制度を廃止し,20ラウンド×30チームによる国際ドラフトを2024年から導入する。」という前提条件のもとに新たな労使協定を締結,ついに長い長いロックアウトが終わりを迎えました。
ここで注視したいのは国際ドラフトを「2024年から」導入するという点でしょう。国際FAがコロナ禍によって本来よりも半年遅れたことで2021年国際FAクラスの交渉を2022年1月に解禁したことは記憶にあたらしく,この「2024年から」というのが2024年国際FAクラスを指すのか,はたまたスケジュールが半年遅れている2023年クラスを指すのかは現在不明です。
それはひとまず置いておくとしても,MayeaやCelesten,Salasらといった2022年クラスの有望株たちは現行の国際FA制度に則ってMLBチームと契約することが濃厚となりました。喜ばしいことにも思えますが,国際ドラフト導入契機となった理由として「有望な子どもに取り入った仲介人がMLBとの契約に伴って莫大なマージンを得ている」などの問題も顕在。Mayeaら有望株にとってより良い環境での契約締結が望まれます。
③IntFA「BIG4」との呼び声も|2022/02/04
シアトルの記者Joe Doyleが22-23IntFAにおける4人のTopProspectを「BIG4」と形容しました。
★Ethan Salas(イーサン・サラス) 捕手
MIA所属のプロスペクトJose Salasの弟。攻守共に評価が高く,SDとリンクしているとのこと。
★Felnin Celesten(フェルニン・セレステン) 遊撃手
現状BIG4の中でトップの位置づけ。187cmの体躯と恵まれた身体能力を持ち,SEAとリンク。
★Emmanuel Bonilla(エマニュエル・ボニーヤ) 外野手
190cmと95kgのボディフレーム&パワーだけでなく突出したヒットツールの持ち主でTORとリンク。
★Brandon Mayea(ブランドン・メイア) 外野手
記事内ではSalas,Celestenよりもやや劣るとの評価。また,ヤンキースとは完全合意に至ってないとも・・。
ともあれ,まだ16-17歳の面々であることから技術面のみならず身体面の変化も必至。この1年で「BIG4」の構図がどうなるか楽しみですね。しかし国際ドラフト導入によって大損失を被る球団が少なくとも4つあることもわかります。
②バッティング映像公開|2022/01/21
MayeaのInstagram(brando_mayea12)に長めのバッティング映像が公開されました。
①はじめに|2021/12/22
新型コロナウイルス禍によってInternational Free Agentの解禁が半年ほどずれ込んだ関係で,かねてよりNYY入りが確実視されていたRoderick Arias(MLB.com及びFangraphsの2021-22IntFA候補の中で第1位の有望株)との契約は1月以降になる見込み。NYYは2019IntFAにて歴史に残る海外プロスペクトのJasson Dominguezと弩級契約を結んだことは記憶に新しいですが,このAriasも同程度の契約を手にするでしょうか。(現時点ではDominguezより低めの4M程度と予想されていますが・・)
スイッチヒッターの遊撃手ということでLindor(NYM)やFranco(TBR)らに重ねてしまうのは私だけでないはず。現状のNYY傘下の遊撃手はご存知Anthony VolpeとOswald Perazaという有望株が双璧を成しておりますが,前評判を聞くに彼ら2人を凌ぐ守備のポテンシャルを有していると考えても良さそうですね。
さて,まだ2022IFAのホイッスルが鳴っておりませんが,本題である2023IFAに目を向けてみます。
このクラスにおいては早くもYankeesがキューバ共和国の外野手Brandon Mayea(ブランドン・メイアであってます?)とコミット先として有力視されており,MayeaもAriasのようなクラス1位とは行かないまでも上位の評価を受けております。
かねてより,SEAなどが獲得最右翼である遊撃手のFelnin Celestinが同じくFangraphsのランキングにて堂々の1位に君臨しており,Mayeaの出る幕はないのかなと思っていました。しかし先日FutureValueのランキングを再確認してみるとMayeaがCelestinを凌いだ上位に躍り出ています。
以前は1~2行程度であったMayeaのスカウティングレポートもAriasと同じような熱量で書かれており,私も呆気にとられているのが本音です。2021/12現在のスカウティングレポートは以下のとおり。
記述を見るに相対的に完成度の高い5ツールの資質があるのかなといったところ。(特にアームツールの強さは各媒体においても特筆されています)身長は現時点で5フィート11インチ(約180cm)とやや小柄に感じますが,当初同身長と表記されていたAriasがここ1年半で6フィート1インチ(約185cm)まで成長を見せていることからも,現在16歳になったばかりのMayeaもスケールアップを期待したいところ。契約金もDominguez級の5Mの見通しを立てられております。
もちろん今後BAやMLB.comが発表するランキングにおいてはCelestinのほうが上位に来る可能性のほうが大きいでしょうが注視したいですね。
(13歳当時のMayea)
また,16歳時点のスカウティングやランキングなんて将来的に無意味なものばかりですが,Dominguez・Arias・Mayeaと立て続けにIntFAにおける超有望株とNYYがいち早くからコミットできた点は見逃せません。モノになるかは別として。(2017IntFAにおいてもあのWanderFrancoと蜜月を築いていた点も特筆)
本Noteは彼がNYYに入団し,MLBデビューを果たすその時まで1年に1-2回更新していければなと思っています(もちろん新たなCBAによってIntFA自体の存亡が怪しいところ)。半分は自分用の備忘録ですね。MLB.comもDominguezのタイムラインを緻密に記録していますが,そんなイメージです。更新時にはツイート等しようと思いますがたまに見返してあげてください。
(以下,参考)
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