ちょっとで、すごい香る
トリュフの存在をはじめて知ったのは最近です。
あの、三大珍味のやつです。
いまもたまーーにしか食べれないのですが、ピザとかパスタにかかっているとすごく美味しいなぁと感じます。
で、最近トリュフ塩を買いました。
ちょっと普通の塩より高かったんですが、一回でめちゃくちゃつかうわけじゃないし、すべての料理にかけるわけでもないので、まぁいっかなって思って。
あれ、びっくりしたのが、ちょっとあけただけですごい匂いが香るんですよ。
ぶわっ。って。幸福の香りが。
卵かけご飯に、醤油の代わりにいれたら、つい3杯食べちゃいました。だめですね。
ちょっとで、すごい香るものって世の中に意外とあるかと思います。
笑い声とか、相づちとか、寄付とか、応援とか。
悪口とか、非難とか、無視とか、言い間違いとか。
トリュフ側も、まさか自分がこんなに香ってるとは思っていないんじゃないか。
それと同じで、いい意味でも悪い意味でも、ちょっとした行動って、やってる側は影響あると思ってなくても、受け手からしたらすごい香ってると思うことがある。
だからどうってこともない話だ。
なんじゃこりゃ。
P.S.
一振りで部屋中香るトリュフ塩みたいな好きをふわり呟く/ 阿部 啓
#短歌 #tanka
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