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【ブライドルレザー】スリムな名刺入れ SAYA

ども!BRUSHの長谷川です。
本日は新たにリリース致しました名刺入れのご紹介です。
BRUSHでは定番のブライドルレザーとマルゴーレザーを使用したモデルとなります。

革について

【ブライドルレザー】
当工房での定番ブライドルレザーとなります。
ブライドルレザーとは元は馬具用に作られた堅牢な牛革で、表面に白く映えるブルーム(ロウ)が使用と共に摩擦熱で溶けてゆき、革に艶を与えてくれます。

BRUSHで扱うブライドルレザーは少し珍しく、100%染料仕上げのためナチュラルな風合いでトラ目など革本来の表情が見えます。
一般的なブライドルレザーよりも少しワイルドな印象です。

【マルゴーレザー】
革の表面を「スクラッチ加工」と呼ばれる製法で意図的に荒らした牛革となります。
プエブロレザーなどが有名ですが、それに近いです。
スクラッチ加工は野生動物がブッシュの棘などでついた傷を表現しており、革に表情を持たせております。

仕上げもナチュラルなためエイジングが進みやすく、ガンガン使い込んで頂きたいレザーです。
初めは和紙のような手触りですが、使用と共に艶が増して色が濃くなっていきます。


それでは本題の名刺入れのご紹介です。

使用感や収納力など、詳しい仕様

カラーは3色でBlack、Navy、Chocolateとなります。

外装にブライドルレザー、内装にマルゴーレザーを使用しております。
厚みは一番厚い箇所で15mmほどです。
革にハリがあるため新品時は開いておりますが、使用するとすぐに馴染んで綺麗に閉じるようになっております。

この名刺入れの顔ともなる特徴的なフロントのポケットデザイン。少しエッジをきかせたデザインとなっております。
2段のカードポケットとなっております。
普段は空けておき、頂いた名刺を収納するのにお使い頂くと便利です。

BRUSHのシンボルマークであるタートルロゴも。
革の質感を邪魔しないように控えめなサイズ感で入れております。

マチはV字型。この形のマチは収納力よりもスリムさに比重を置いた形状となります。
メインポケットへの名刺の収納枚数は20枚ほどとなります。
マチのパーツは表裏共にマルゴーレザーの貼り合わせでして、更に伸びどめを仕込んでおりますので長い使用に耐えるための工夫がされております。
「切り目本磨き」にて仕上げられたコバも鈍い光沢を放ちます。

名刺を20枚入れてみました。
まだ余地はありますが、スマートに使える枚数はこれくらいかと思います。

名刺20枚と、フロントポケットに1枚ずつ入れてみました。少しふっくらしますが、スマートな形状のままなのは嬉しいです。

フラップ式のポケットです。
名刺の角が少し露出する様になっておりますので、指で摘みやすくなっております。

こちらのフラップ式のポケットが優秀で、名刺を1枚ストックしておけばいざという場面でもたつく事がありません。
SAYAという名前の由来の通り、鞘から刀を抜くが如くスマートな所作で名刺をお渡し頂けます。

フラップ式ポケットの裏もひとつ隠しポケットがございます。
こちらは普段使わないカードなどを入れてもよろしいかと思います。
スリムな名刺入れですがポケットの数は多く仕分けに便利で各々の使い方が出来るかと思います。


こちらは作り手としての拘りでとてもマニアックですが、メインポケットの裏やフラップ式ポケットの裏もマルゴーレザーを貼り合わせて強度を出しております。
マチと同様、傷みやすい箇所には伸び止めを仕込むなど、スリムさと堅牢さを両立させております。
小さなアイテムですが、長くお使い頂くため、随所に手仕事の拘りを詰め込んだ逸品です。

カードケースとしても使えるのか?

お客様より、「クレジットカードは入りますか?」というお問い合わせを頂きました。
本来は名刺入れのため厚みのあるカードは想定しておりませんが、実際に試してみました。

メインポケットに4枚、フロントポケットに2枚、フラップ式ポケットに1枚、隠しポケットに1枚
合計で8枚のカードが収納できました。
革が馴染んだらもう1〜2枚増えるかもしれません。
カードが落ちることもなさそうでしたので、クレジットカードなどの硬質のカードケースとしても使えそうです。

以上となります。カラーオーダーも承っておりますので、お気軽にご相談下さい。
今回はシンプルな配色でまとめましたが、BRUSH定番のBlack × Brownなどの配色もかっこいいと思います。
取り扱っているレザーはこちらをご参照下さい。

ミニウォレット


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