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ITエンジニアを捨ててお墓清掃代行を始めた理由

初めまして、SHUTOです!

私は愛媛県でお墓清掃代行を行っている22歳です。
先に簡単な自己紹介をします。

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・今治北高校 情報ビジネス科卒
・高卒1年目の手取り11万円の時にマルチで〇〇○万円と信用を失う(18歳)
・地道にスキルを磨くためにエンジニアになることを決意(19歳)
・70万近く投資してプログラミングスクールに通う(19歳〜20歳)
・IT企業に転職する(21歳)
・起業家合宿に参加して起業家になることを決意(21歳)
・お墓掃除代行サービスを立ち上げる(21歳)
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といったような感じです。
こう見ると、すごいスピードで職業が変わっています。(笑)

さて、そんな私がなぜITエンジニアを捨ててまで
お墓掃除代行サービスを始めたのか。
それは、「大好きな祖父の死」がきっかけです。

私はとにかく祖父がとても大好きで、
幼い頃は実家よりも祖父の家にいる方が多くて
実家に帰ると、「祖父の家に帰りたい。」と
泣きやまなかったそうです。(笑)

私の大好きな祖父は

  • 中途半端なことが嫌いで、やると決めたらとことんやる。

  • 誰だろうと関係なく、自分の筋をきちんと通す。

  • みんなで集まってご飯を食べることが大好き。

このようにかなりの親分肌でした。
私に何かあればすぐに駆けつけてくれたり
私の幸せを誰よりも喜んでくれました。
「まじで、かっこいい。」
初めてそう思ったのも祖父であり、本当にかけがえのない存在でした。

親戚やいとこも沢山いますが、みんな祖父が大好きです。
幼い頃は、毎週祖父の家に泊まって
従兄弟達と馬鹿騒ぎしてとにかく遊びまくってました。
社会人になって、住む場所が遠くなっても、2ヶ月に1回以上は
いとこや親戚たちで祖父の家に集まるほど、みんなから愛されてました。

そんな祖父が2年前、胃癌で亡くなりました。
そこから、従兄弟や親戚同士の集まりがほとんど無くなって
全員が揃うのは、回忌の時だけという寂しい状況になりました。
心のどこかに寂しさを抱えたまま生きていました。

そんな時、愛媛県が主催する起業家育成プログラムに出会いました。
祖父が内装屋を立ち上げて、毎日必死に仕事していた背中を見ていたことから、私も何か自分で事業を作ってみたいと思い、申し込みました。

このプログラムを通して、私はお墓掃除代行サービスを立ち上げることになります。今振り返ると、勇気を出してこのプログラムに参加して良かった。
心からそう思います!!

↑起業家プログラムです。超おすすめ★★★★★

ではなぜ、お墓掃除代行サービスにたどり着いたのか。

それは、祖父のお通夜が忘れられない思い出になったからです。

どういうこと?そう思った方が多いかもしれません。
祖父のお通夜は、私の人生の中で一生残るであろう思い出です。
その強烈な体験があったからこそ
今の事業をスタートさせることができました。

ことの始まりは、葬儀前日の従兄弟の一言
「しゅー君、じいちゃんの最後やし盛大に騒ごや」
から始まりました。

それを聞いた私は、急いでコンビニにお酒を買いに行って
親や親戚に「今日はじいちゃんの最後の夜だから、盛大にやろう!!」
と伝えました。

その言葉通り、とにかく馬鹿騒ぎしました。(笑)
腕相撲や腕立て勝負など、昔よくやっていた小競り合いを行って
親戚全員が目から涙が出るくらい笑って
永遠にこの時間が続けばいいのに。と思うくらい素敵な時間でした。

ですが、現在はそうした親戚の集まりが、年1回あるかどうかという頻度になり、前みたいに集まることが難しい状況となってしまいました。

だからこそ、私は家族や親戚の集まるきっかけを作りたいし、
大好きな祖父から今まで教わった大切な考えや歴史などを次の世代につなぎたい。
そして何よりも、子供ができた時に「こんな素敵なおじいちゃんがいたんだよー。」って話したい。

そこで、私は
そのような想いをサービスとして形にするにはどうしたら良いか。
私は何ができるのだろう。
そう考えた時に、幼少期から必ず行っていたことがあります。
それが、お墓参りとお墓掃除です。

普段から、節目には必ずお墓を訪れて、近況報告などを行っていました。
お墓を掃除すると、毎回清々しい気持ちになり、なぜか力がみなぎってきます。
私の中でお墓は、一家のパワースポットだと思っています。
だからこそ、お墓掃除を通して自分の想いを実現したいと考えました。

そのような想いから
愛する人のために
お墓を通して家族の物語を次の世代に紡ぐ

をテーマにお墓掃除代行サービス「菊印の墓守り家」を立ち上げました。

長々と書きましたが、もっと沢山書きたいことはあります。
これからも私の想いなどを発信していきます!
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!!


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