不動産を売りたい仲介が考えていること
やっふぉい!
今日は大きく出たタイトルになりましたが、
日々考えてることの一端をば。
■不動産仲介業者がすべき営業は?
ずばり、「追いかける物件」と「追いかける客」を選ぶこと!
最近はそう考えています。
なに。。そんな残酷な。。と思うかもしれないですね。
そう!残酷なんです!
だからこそ「不動産を買おう」としている人こそ頭においておいてほしい。
■「追いかける物件」「追いかける客」とは?
我々収益不動産や事業用不動産を扱っている会社や営業マンは、
当然「利益」(≒仲介手数料)を追求しています。
そのため、「これは売れる!」と感じる物件に関しては、
もちろんスピーディーに、注力して活動します。
反対に、これは難しい、、と感じれば優先順位が落ちます。
これは不動産が実際に売れる・売れないにかかわらず、
日常の営業活動レベルでの話です。
こういう場合、仲介という分野はいい意味で当事者ではない(売主でも買主でもない)ので、
軸足をあっちやこっとやと変えられるんです。
限られた時間の中で、
どんなエリア・利回り・将来性・立地のポテンシャル・伸びしろ・アセットタイプetc に注力すべきかを選ぶことは、
仲介としてのセンスや市況への洞察力が関わります。
これが「追いかける物件を選ぶ」ということです。
一方、仲介業者として
「この客はひやかしでないぞ。真剣度合いが高いぞ。」
と感じれば当然物件紹介の量や質を優先させます。
「大事じゃないお客さん」などいないことは当然ですが、
ボランティアじゃない以上、どこにリソースを割くかは選ばざるを得ません。
ただしお客さんのどこを見るかは三者三様だと思っています。
その資金力に真剣さを見るのか、熱意に見るのか、ウマが合うところをみるのかetc
そのさまざまな要素が重なることで、不動産会社やその営業マンは、
強力な味方にもなりえますし、単なる数字に追われた敵にもなり得ます。
かくいう僕も、当然追いかける物件やお客さんにアンテナを張っています。
ですが、時には利益なんて全然でない仕事もさせて頂いてます。
それはお付き合いでやることもあれば、「応援したい」感じたからやることもあります。
不動産を通じてお客さんの会社の事業規模拡大に寄与したり、
お好みの投資商品を提供することで、報酬をもらうことが正しい姿です。
タダ働きがいいなんてことはありません。
「不動産を買いたい!」と考えている人こそ、
物件を見ると同時に、「どんな人が扱っているのか」にも、
少しだけ目を向けてみることが、
次の物件を買ったり情報を得たりする時の助けになるかも、、?
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