はじめてのPV撮影
最近、ハロウィンのためのお店のプロモーションビデオ撮影をした。
(わけあって、こちらにアップはできませんが)
友達が旅行で編集してくれたPVはあったけれど、本格的なものは今回がはじめて。
発起人は、もちろん自分。お客様を楽しませる為。そう言い聞かせながら、撮影の準備を始めた。
まずは、衣装選びから。コンセプトは決まっていたので、お店のスタッフと共有して、服を選びに出かけた。
コンセプトから言うと、衣装は揃えた方がよかったので、3着同じものがなければいけない。
なかなかこれといったものがない。しかも、スタッフ2人は細いが、自分は太めだ。探すのは難航した。
店員さんに恥ずかしがりながら相談して、衣装が決まった。プロジェクトがスタートした。
そして、イベント1ヶ月前。スタッフ会議を実施して、PVのための選曲や配役などについて話し合いをした。とりあえずもめることもなく、話し合いは進んだ。
ダンスが必須だった。これが、自分にとっての壁だ。昔から、運動神経が抜群によいわけではなく、普通。ダンスにいたっては、好きなアーティストである星野源さんの恋ダンスのちょっとした手の振りでも覚えられない。それくらい苦手だ。
仕事の合間をぬって、YouTubeにあがっていたダンスレッスン動画を見ながら練習する。ワンフレーズ覚えるのも果てしなく感じる。それでも、自分が発起人で中心人物だ。やらねばならぬ。そう何度も言い聞かせて、テレビの前。鏡の前で踊る。
そして、撮影の日がきた。プロデュースしてもらう監督である友達に、メイクからしてもらう。みるみるうちに、それぞれの顔が変わっていく。いつもと違う自分になっていく様にただただ驚いた。
撮影は、スタッフの家からスタート。ダンスパートから始めた。いきなりのダンスで、心臓はバクバク。緊張しいの自分は、頬が昂揚するのを感じながら踊っていた。変な汗もかく。
今回は本格的にやろうと、家だけでなく、野外での撮影も行った。駅や公園、商店街。小雨降るなかでの撮影だったので、人通りは少なかった。街の至る所での撮影に、スタッフは緊張していたようだが、自分はなぜか外での撮影に抵抗はなく、ひょうひょうとしていた。ダンスを踊り出す時だけダメだったけど。
撮影は4時間ほどかかった。さすがに、疲れの顔が見えた頃に撮影を終えられた。お疲れ様ということで、スタッフと監督役の友人とラーメンを食べに行った。なんだか青春を感じる、そんな瞬間だった。
そして、ハロウィンパーティーでPVを公開した。お客様は、画面に集中している。どんな反応がまっているだろうか。そのことばかりが気になった。
撮影した画像を監督が綺麗にプロっぽく編集してくれた。そのおかげで、ある種感動的な仕上がりだった。そこに、あのダンスのパートが登場する。もう笑うしかなかった。1番若いスタッフはバッチリ踊れていた。あとの2人が問題だった。1人は、覚えてきてなく、隣を見ながら踊っている。自分にいたっては、踊れてるつもりだが、身体がおいついていなかった。一糸乱れぬと言う言葉があるが、その真逆を走っていた。
結果的に、お客様は笑い、編集に関心しながら楽しんでくれた様子だった。本当協力してくれた、スタッフ、監督である友人には感謝しかない。
はじめてのプロモーションビデオ撮影は、成功と言えるかわからないが、成長はすこしできたかなというものになった。