Don't "ルックバック" in Anger
先日、遅ればせながら
劇場アニメ「ルックバック」観てきました。
アニメにも漫画にも疎い僕ですが、
会う人、会う人におすすめされたため
原作にも目を通さずに鑑賞しました。
良い作品に出会うと
あっという間に感じる
ということがベターだと思うのですが、
こちらの作品は、不思議。
70分が、とても濃く、肩が凝るほど長く感じました。
きっと、どのシーンにも
深く刺されたからだと思います。
観終わった瞬間は
心がじんわり重い。
けれども帰り道の歩道を進んでいたら
足元がふんわり軽い。
いつもよりも少しだけ歩幅が大きくなる。
どうやら、
元気をもらったみたいです。
いつも思っていることがあります。
他人と比べる必要なんてない。
たしかにそうなのだけど
比べるからこそ、
大きくなることもある。
歪んだ比較は
はなはだよくないことだけれど
そこに他者がいるから
自分の存在を確かめることができる。
僕はそう思って生活をしています。
映像を見ながら
これまで僕を育ててくれた
仲間や同志の顔を思い出しながら帰路に着いたのでした。