ストーリーゲーム ハワイ島にバカンスにやってきた大学生3人が翌朝の朝食作りをかけて行う怖いエピソードトーク対決。 その中で語られる3つの日本の怪談をオムニバス形式で描く。 トイレの花子さん、口裂け女、皿屋敷、有名な日本の怪談をベースにいろんな怪談やホラー映画の要素を加えてアレンジしたエピソードを3つも観れるという、お得な映画。 アヤカ・ウィルソンの昔と少しも変わらない幼さだったり、映画でもお馴染みのとんでも日本文化の連続だったり、脚本や設定がふわふわだったり、色々言いたい
モナリザ 念力で人を操る能力に開花した少女モナリザ。収容所に収監されていたが能力を使って抜け出し、外の世界と出会う。モナリザに興味を持って近づく人、能力を利用しようとする人、捕まえようとする人、彼女の未来のために逃がそうとする人、色々な登場人物が登場する。 終始流れる音楽もじっとりした映像と物語をカラッとさせてくれる効果を生み出しており、長いMVを見ているようでもあった。誰かのプレイリストをずっと聴いているような感覚。 主人公のモナリザは誰も知らない世界に飛び出してきた
※めちゃくちゃネタバレします。 マーベルズ MCU作品の中で最強と名高いヒーローの1人、キャプテン・マーベル主演の2作目。今回はディズニープラスにて配信されていたMCUのドラマシリーズ『ワンヴィジョン』に登場したモニカ・ランボー、そして『ミズ・マーベル』から主人公のカマラ・カーンが参戦し、3人の光に関する力が関係する物語が展開される マーベルスタジオのシリーズ映画は、ディズニープラス限定でのドラマシリーズが増えていることとさらに映画にドラマシリーズのみでの登場人物が出てき
イカゲーム Netflixには入ってたけど流行りすぎて、なんか観る気無くしていたがいつか見なきゃいけないと思っていた韓国ドラマ。 脚本は韓国らしさ全開で、善悪の境界線が曖昧で悪い人にもしっかり感情移入させるキャラクターの背景作りが上手い。2話で一旦帰宅させて現実世界での状況をちゃんと説明したのは発明だと思う。もしこの登場人物の背景を冒頭に入れていたらかったるくて絶対飽きるし、やっぱり見どころはイカゲームの世界観なのだから。 あと、やはりネフリの莫大な予算には意味・意義があ
良くも悪くも岩井俊二作品でした。 道連れにした後輩達は、3時間の上演時間に「長いな〜」と感じたみたいですが、好きな人間からすると、体感90分でした。 相変わらず役者を綺麗に撮っています(これは本当に凄い!)。初めて広瀬すずを👍いいね!と思いました。 演技をちゃんと観るのはハジメマシテな松村北斗も、とても良かったです。 アイナ・ジ・エンドも頑張っていました。 台詞が心地良くて、引っかからずに頭にサラサラ入ってくる感じは、最近感じた事ない感覚でした。 "あー俺は、やっぱり岩
いいかげん観ているフリに疲れまして、いまさらですが、イカゲーム観ました。 いまさらですが、前評判通りとても面白かったです。 それなりのグロさはありましたが、ちゃんとエンタメしていて、衣装やセットなど美術にもこだわりが溢れています。 設定やら世界観が似ていて、よく日本の「カイジ」と比較されていますが、僕はイカゲームの方が断然面白かったです。 真似だろうと何だろうと、面白い方が勝ちですね。 生き残りをかける登場キャラがとても魅力的で、彼等の一喜一憂にハラハラしながら最後まで楽
最愛 塚原あゆこに完全にハマってきた僕らの次の作品は、タイトルとビジュアルポスターからは内容が全然想像できなかったドラマ『最愛』 男女の恋愛が絡んだ悲しいサスペンスから始まった、またも塚原監督お得意、善悪ごちゃ混ぜの人間の罪物語だった。 各登場人物が抱えるドラマが入り乱れた、長い長い全話完結型。 やっぱり今までの謎が全てわかる最終回が痺れる。 井浦新の吉高由里子を守りたいという愛。全てを残して血の繋がりのない、娘でもなく交際しているわけではない、でも自分を家族と呼んで
これは流行るな!!ものすごく納得です。 1話の大量虐殺シーンで完全に引き込まれた。ここまでやるかと。 あと毎話の終わり方が上手すぎる。次を見ざるを得ない。 グロいもの苦手でも見れるレベルで良かった。(たまに目を背けてしまったけど) ○△□で統一されたビジュアルや、白い部屋、ピンクの階段の吹き抜けとかの色彩のお陰で 全体的に暗くなりすぎていなかったことが良かったのかも。 メインキャラクターが半分いなくなるビー玉遊びの回は涙無しには見られない。 あの夫婦がどういう風にビー玉遊び
スピード感が好き。演出のテンポの良さもそうだけど 1,2話終わってもうこのドラマやることなくない?と騙されてしまった。 それくらい凝縮されているが、決して早足ではない。 最愛なんて大仰で陳腐なタイトルだなと思っていた自分が恥ずかしい。 観終わった後は、自分の最愛は何だろうと想いを馳せざるを得ない。 私は自分の愛する人たちに、きちんと愛を持って接しているだろうか、大切に出来ているだろうか。 あぁどうか幸せな人生を、と只々願う人を最愛の人と呼ぶのであれば、顔が思い浮かぶ人たちが
うだつの上がらない上司に一癖も二癖もある部下たち。 みんな不器用で、すぐ誘惑に負けて目的を見失ったりするけど 愛さずにはいられない5人。 前半はどうしてここに居ないんだ、詰めが甘いとやきもきして。 中盤はこいつら何やってんだと呆れ。 後半はもう少しだ、頑張れ、負けるなと応援したくなる。 そして最後にはちょっと格好良いなと思ってしまう。 多分きっとこの先も何かやらかしてしまうだろうし、 これ以上の出世は見込めないかもしれないけど、 この人たちは楽しそうに生きていくんだろうなと
これはしんどいなぁ。 飲み会の前に観る映画じゃなかったなぁ。 心の準備をして観なければいけないし、なんならその日はこれ以外の予定を入れない方がいいです。 問題作、渾身の出来、傑作とかっていう言葉で片付く類のものではない。 取り敢えず観た方が良い。 面白かったから観てみてではなく、観た方が良いのがしっくり来る。 障害者施設で起こった大量殺傷事件と言えば、皆が思い出す事件がある。 あの事件が起きた時、ワイドショーでも取り上げられて、ネットでも話題になっていた。 多くの人が優生思
只管に贅沢な時間だった。 「ドラムが〜、チンギスが〜、あいつは別班じゃないか」 皆の言っていた意味が3か月遅れでようやく分かった。 悔しい、リアタイしてその波に乗りたかった。 昨日のドラマ観た?と朝イチで話していた小学生時代が懐かしい。 最初に全て風呂敷を広げて謎を散りばめ、壮大な物語が始まるぞと思わせる展開で1話から引き込まれた。 全てが回収されたかは分からないが、そんな些末なことは気にならない、スケール感のあるドラマだった。 全体的に豪華でテーマパークでいえばUSJみた
「ずっと漫画のことだけ考えていた。 子供の頃から365日、24時間ーー。 幸せだった。現実なんて要らなかった。 ただ、漫画の中だけで生きていたかった。」 「漫画家を目指している間は特別でいられた。 特別な人間でいたかったんです。」 共感はできないが、良い台詞だと思う。耳に残る。 7話は所謂天才とそうでない者の話で、 天才を天才として描くのではなく、そうでない者をそうでない者として描いているので より天才というものへ憧憬が強く映し出されていた。 6話の嘗て志を持ち仕
キラーズオブザフラワームーン マーティン・スコセッシ監督がレオナルド・ディカプリオ、ロバート・デ・ニーロ、ジェシー・プレモンス、リリー・グラッドストーンら豪華キャストを迎え、実話を基に描いた西部劇サスペンス。 1920年代、オクラホマ州オーセージ郡。先住民であるオーセージ族は、石油の発掘によって一夜にして莫大な富を得た。その財産に目をつけた白人たちは彼らを巧みに操り、脅し、ついには殺人にまで手を染める。 スコセッシ監督×レオナルドディカプリオのタッグ作はこれで6作目。
つんドル 元「SDN48」のメンバーで作家として活躍する大木亜希子が自身の体験に基づいて執筆した小説を、元「乃木坂46」の深川麻衣主演で映画化。 元アイドルの安希子は、幸せで充実した人生を歩んでいると自分に言い聞かせながら日々の仕事に励んでいた。しかし、ある日の通勤途中、駅で突然動けなくなってしまう。メンタルを病み会社を辞めることになった安希子は、仕事もなく、男もなく、手残り残高は10万円という厳しい現実に直面する。そんな時、友人から、都内の一軒家でひとり暮らしをする56
ゴジラー1.0 『ゴジラ』シリーズでは37作目であり、国産の実写作品としては通算30作目『シン・ゴジラ』以来7年ぶりとなり、ゴジラ生誕70周年記念作品と位置付けられている。 監督は『ALWAYS 三丁目の夕日』『スタンドバイミードラえもん』などの叙情的作品やフルCG作品のイメージの強い山崎貴。 山崎貴監督は『ALWAYS 続・三丁目の夕日』の冒頭で東京タワーを破壊し、堤真一ら家族と対峙するゴジラや、西武遊園地にある映像アトラクションの『ゴジラ・ザ・ライド』で映像の監修したゴ