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#プロいく 第1回課題

書評家の三宅香帆氏とライターの谷頭和希氏が主催する、プロ育成ゼミの文章講座にオンライン聴講生として参加した。

講師のお二方は『こんな本どうですか』というポッドキャスト番組も作成されている。


第1回の課題は以下の通り。
あなたが書きたい文章(書籍)のタイトルを3つ考え、その要旨を書いてください。ただし、その文章がどの媒体に掲載されるのか(どの出版社から出版
んするのか)をそれぞれ指定し、その文章の切り口の新しさも書いてください

ちなみに第1回講座の内容は、書きたい文章のジャンルやテーマはどのように決めるのか?というもの。世の中に求められているものと自分の書きたいものの間で、どこが新しい切り口なのか?という点が重要であるとのこと。

第1案

タイトル:「Vtuber最前線 彼女たちはなぜ何万人も人を集めることができるのか」
媒体:東洋経済オンライン他経済誌
要旨:Vtuber(バーチャルユーチューバー)と呼ばれる2DCG・3DCGキャラクターが主にYoutubeなどのメディアで配信を行っている。人気キャラクターの放送には数時間で10万人もの視聴者が集まり何十万円ものスーパーチャット(投げ銭)が振り込まれる。プロや専門家でもないほぼ一般人の素人である彼女たちがなぜここまで人気なのか?
始まりの歴史から、親会社の戦略・経営状況、顔出しアイドルやタレントとの違い、世界の動向、視聴者側の心理などから多面的に紐解く
切り口の新しさ:著者自身が実際にVtuberとして配信をした経験を語る。無神教である現代の若者にとって宗教的な意味(お布施と信仰)があるのではないかという考察

第2案

タイトル:「筋トレにはまる若者たち RIZAP以降の世界」
媒体:NEWSPICS、R25
要旨:大量の広告と巨大な資本を元手に、RIZAPが日本に広がり10年以上たった。それまではスポーツマンのみ対象である小さな市場だった「筋トレ」が中年サラリーマンや女性にも広がりをみせ一大ブームとなった。そして今、さまざまな形態のジムが誕生してきており、若者を中心にまた静かに流行の兆しを見せているという。そこには「体を鍛えて健康に」「ダイエットとして」以上の意外な理由があった。
切り口の新しさ:少子高齢化、円安物価高による若者の貧困化、先行き不透明な世の中で他者に頼らず自分の体のみを信じるという思想の変化を絡めて記す

第3案

タイトル:「あの人を思い出す懐かしいレシピ」
媒体:ナタリー
要旨:『米蔵夫婦のレシピ帳(既刊3巻)』のレビュー。私は昨年母を喪った。長く離れて暮らしていたので、葬式でも特別悲しいという感情も生まれなかった。ただこのマンガを読み高校生時代の弁当に入っていたおかずを懐かしく思い出した。その料理を作ってみた味と感想。
切り口の新しさ:大切な家族を亡くすという経験がある人は意外に多い。その方との懐かしい過去を思い出すために料理をしてみようという提案本。料理をほとんどしてこなかった中年男性にもできそうなレシピ本としても使える。昭和の料理多数。

その他に思いついたタイトル

「この値上げ時代、なぜダイソーは100円のままなのか」
「政治家の儲け方 なぜ日本の国会議員は金の亡者になるのか」
「音楽サブスクで解散するバンドが急増 食えなくなった音楽マン」
「妊婦がジムに通うべき10の理由」
「挨拶を禁止した企業 効率重視はここまで来た」

とここまでテーマを思いついたが、それは本当に自分が書きたいことなのかという疑問も生まれた。好きなのはゲーム、マンガ、本。そのレビューが書きたいのだが。もしくは小説そのものを。

以下は昨年マンガ1000冊読んだ中でのレビューです






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