グランデな毎日〜緑のエプロンを着て見たスターバックスの20年〜 #プロいく 第3回課題
第3回課題:あなたのデビュー作の企画書を考えよう!
設定:
あなたはS社のY田という編集者から、「書籍を書きませんか?」とのオファーを受けました。早速、Y田との打ち合わせが始まりますが、何回話しても書籍についてのアイデアが固まりません。挙句の果てにY田は「一番書きたいことを書いたほうがいい気がするので、なんでもいいんで企画書を書いてもらっていいですか?」との丸投げに近い提案をしてきました。あなたはしぶしぶ、デビュー作の企画書を書くことになります……
①タイトル
グランデな毎日〜緑のエプロンを着て見たスターバックスの20年〜
②概要
本書は著者が日本のスターバックスで20年間働いてきた経験を綴ったエッセイです。
アメリカからスターバックスが上陸した頃は話題となり書籍も多く出版されましたが、2020年以降関連書籍は一冊も出ていません。
現在改めて中の人の視点でスターバックスを語るという点が新しい切り口。しかも20年分!
③目次
1章:緑のエプロンとの出会い
利益度外視のサービス、タバコのないカフェ?京都での出会い、時給800円、コーヒーが苦手でも働ける?
2章:挫折と成長
バリスタ認定試験とお客様の投書、クレーム、ブラックエプロンテスト、印象的な仲間たち、若き店長、出戻り組
3章:魅力的な商品群
限定フラペチーノ、タンブラー、福袋など。並んででも買いたいグッズと魅力的なモノを提案し続ける商品開発力
4章:サステナビリティと多様性、デジタル戦略とコンセプトストア
豆廃棄、フードロス、ドレスコード、モバイルオーダー、キッズストア、サイニングストア
5章:スターバックスという名の宗教を信じて
ストレスの少ない幸せな日々。体力の問題と退職の決断
④ターゲット読者
☆メイン読者=スターバックスやカフェが好きな人
★サブ読者=飲食店やサービス業で働く人たち、20代から40代のビジネスパーソン
⑤類書とその差別化
『人魚猛獣説 スターバックスと私』穂村弘=歌人が短歌と絡めて客視点から書くエッセイ
その他2000年代に出版されたスターバックス関連書籍はビジネス書であり経営者目線から見たスターバックスの強みという観点のものが多い
私の書籍はそれらのどれとも異なり、中で働いている側から見たものとなって差別化できている。しかも20年という長期間働き続けたごく少数の一人。
内容はスターバックスを称賛や礼賛するだけのものでなく、批評や未来に向けた提言も含まれる。がいわゆる暴露本ではありません
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09/05に書評家の三宅香帆氏とライターの谷頭和希氏が主催する、プロ育成ゼミの文章講座にオンライン聴講生として参加しました。
上の文章はこの課題に沿って書いてみたものです。ちなみに第3回講座の内容は、第2回課題に対する講評と編集者視点のWEBライターになるには?でした。
これまで小説家やライターの文章講座本はたくさん読んできたのですが、東洋経済オンライン現役編集者(岡本氏)という視点から意見をいただけるのが新鮮な経験となりました。
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