終わる世界のキャラに愛を叫ぶ
どうも、なべやきです。
さて、皆さんはブラック★ロックシューター FRGMENTを遊んでいらっしゃるでしょうか?今日も元気にフラグメント回収の旅に……
終わるよ‼‼サ終だよチクショウ‼‼消滅間近だよクソッたれが‼‼‼‼‼‼
(note作成開始日2024/2/28)
……えー、ハイ、サ終しちゃいますね。何と口惜しいことか。一体このゲームにどれだけの時間を費やしたのか、どれだけの額を溶かしたのか……
考えるだけで頭が痛くなります。
しかし、それら全てを後悔しているわけではありません。むしろやってて良かった、出会えて良かったと思っているほどです。それぐらい、私はこのゲームが大好きだったのです。
巷では色々と()言われているこのゲーム。素人目から見てもそりゃサ終して当然だろうと予想していましたが、光るものが全くなかったわけではありません。
それが「キャラ」です。BRSFには全32人のキャラクター(コラボ含む)が存在しています。その中でも個人的なお気に入りのキャラに愛を叫ぶべく、この場をお借りしました。
終わる世界と共に消えゆくキャラクターたち、そんな彼らとの記憶を忘れないためにも。
めちゃめちゃ高身長女性(?)「ローラ」
鬼スペック
私がBRSFキャラの中でもダントツで大好きな子、それは彼女、ローラです。スタイル良ッ
年齢18歳の女性亜人。鬼のような角を持っており、長刀を主に用いる非常に攻撃的なキャラクター。
特筆すべきはその身長。なんと180cm。これは全キャラの中で最も高く、一人称が「オレ」なことも相まって薄眼で見れば男性と見間違えるほど。
ちなみに体重は60kg。……軽すぎないか?その身長でその体重はいささか無理があるのでは(参考までに、筆者は身長174cmの体重57kgです。筋肉も何もないヒョロガリでこれなので、彼女ちゃんと食べてるのか心配になります)
そんな彼女と私の出会いは、公式X(旧Twitter)のリリース前宣伝ポスト。
カッコイイぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ~~~~~~‼‼
これで堕とされましたね。まずビジュアルで1ダウン、一人称が「オレ」で2ダウン、そのボイスで3ダウンKO。
無理です無理無理。耐えるほうがおかしい。全私がスタンディングオベーションからのヘッドショットでワンパン。全員血を噴いてぶっ倒れました。
あぁなんてカッコイイんでしょう。女性でありながら高身長短髪イメージカラー青で一人称「オレ」の低めボイス。私の好きが全部詰め込まれてらっしゃいます。好きにならない理由が見つからない。故に私は「リリースされたら絶対に引いてやろう」と強く心に決めました。
で、その結果、
無事ゲットできました\( 'ω')/(引いた時のスクショは残っておらず残念)。
まぁそれもそのはず、リセマラして星5がこのローラ一人だけで始めましたからええ。完全に覚悟がキマっております。
それからしばらくローラを使って楽しく遊んでおりました。BRSFをプレイするときは必ずイヤホンをし、部隊には必ず編成しローラという存在を全身で浴びて身を震わせる、そんな毎日を過ごしました。
やべぇんすよ彼女、スキルで重装級のかったい奴もバッタバッタと屠っていくもんで使ってて超爽快。移動速度も速いから射程の短さもあまり気にならない。カッコよくて強い。最強です(当時は本気でそう思っていました)。
おや……?様子がおかしいぞ……?
バグに悩まされながらも楽しくプレイしていたある日、どうやら各キャラにプロフィールがあるとの情報を聞きつけました。そこで私も早速ローラのプロフィールを覗きに行きました。そしたらそこに、とんでもないことが書かれておったんです。
可愛いものに弱い??趣味が水彩画??えっ……なにそれカワヨ……ウッ(死)
予想外の所からまたもクリーンヒット。こんなにも私の好きを突きまくってくるキャラはそうそういません。
男勝りな女性が時折見せる可愛らしい部分、私はそこに高確率で悶えてしまいます。ローラのこれはまさにそれ。
さらにローラの攻撃はまだ止まりません。もうヤメテこれ以上は……
……マァァァァァァァァァァァァァァァァァッッ‼‼‼
ナラの口から放たれたこの一言。全身から血を噴き出して天を見上げ、「ア……ア……」とカオナシみたいな声しか出せなくなりました。
そう彼女、ナラも可愛いと思うようなぬいぐるみ持ちだったんです。可愛いが過ぎる。夜はきっとそれを抱きしめて、その長い手足を小さく折りたたんで、こう「きゅっ……」ってして眠るんだろうなと勝手に想像したり。
なんだあのでっかい鬼。カッコイイ見た目してカワイイも持ち合わせてるのずるくない?カレーを頼んだら大量のビーフカレーに分厚いヒレカツが付いてきた感じです。
そして極めつけはコレ。
天丼まで付いてきました。エビ天丼です。
完全に隠してるエ○本やらがお母さんに見つかりそうになっている男子高校生の反応そのもの。実際は描いた水彩画作品を仕舞ってあるんでしょうけど、反応からしてどうもそうは思えない雰囲気がプンプンします。まじでなんなんだこの可愛すぎる鬼。ギャップしかない。好き。
ちなみにこのホームボイスは指揮官に向けられたものなので、この場合指揮官は『彼女の部屋に許可なく入り』、『勝手にベッドの下を覗き込む』という所業をしていることになります。(まさにオカン)
そして好き好き言いまくってたらこんなことに。
ローラちゃん、出過ぎる。
この時確かスーサイド7強化記念で部隊ピックアップされてたんですよね。回復要員が欲しくてリサを狙ったんですが、単体ピックアップかと思うほどに出まくりです。
でもそのおかげで完凸できました。最高です。
衣装違いもやべぇ
さて、ここまでは主にローラちゃんの中身について散々騒いできたわけですが、このゲームにはまだ語れる魅力が残っています。
それは「衣装違い」です。
フラグメントでは開催されるイベントごとに、メインキャラクターに武器や役職が異なるいわゆる「衣装違い」がご用意されます。最初にニコラ、その次ニコラ、ニコラ、ニコラ……いや待てニコラ多すぎない?(誇張)
それはそうとして2023年6月下旬、ついにローラにも衣装違いの予告が出ました。
ありがとうございます(五体投地)。相変わらずスタイル良いなオイ。
絶対に覚醒絵まで持っていきたい。なんなら完凸までも。
……しかしこのゲームの邪悪なところが、同じキャラを合計4回出さないと覚醒絵にならないという点。しかも兵装ガチャと謳っていながら武器も同確率でコンニチハしてくる闇鍋。マジでおかしい。頭おかs(殴
ネガキャンし出すと止まらないので一旦置いといて、とにかく覚醒絵を拝むには他星5や武器のすり抜けをかいくぐり、4回もお迎えする必要があるのです。しかもイベント限定はここでしか引けないので「後からでもいいや」とはいかない。そんな中で完凸など、夢のまた夢……
……できらぁッッ‼
やりやがりました。必死で石をかき集め、単体ピックアップが開催されているガチャに全ツッパし、無事絵違いどころか完凸まで達成。もう何回ガチャ回したか覚えていません。課金額も覚えては……待て、履歴がある。どれどれ……
武器も完凸できてホクホクな私。てか武器一本余った。やっぱり排出率どうなっt(((
性能も広範囲に防御力ダウンをまき散らすメインスキルと、それなりの威力を叩き出すキルアビリティを備えていて申し分なし。リロードがクッソ長い点を除けば。
私はワイスを完凸で持ってなかったので、タイムアタックで大いに活躍してくれました。見た目良し、性能良しの最強ローラちゃん。引いて本当によかった。
ちょっと違う……しかしこれもまた良き
イベント以外でも衣装違いは出るぞ!
中華寄りな衣装。どんな衣装でもカッコカワイイよローラちゃん……(三つ編みあることに今気づいた)
しかし私、このローラは未所持なのです。というのも、このタイプの衣装違いは「イコライザー」と呼ばれる別個体。ゆえに引く気が起こらず、性能的にも微妙だなぁと思っていたのでここはスルー。
とはいえこのイコライザーローラ、めちゃめちゃ拒否反応示すかと言われるとそうではなく。
むしろ大歓迎でした。イコライザーのほうは本物と違って柔和であり、一人称は「ボク」。見ての通り相も変わらず吹き飛んでますね。
知ってました?ボクっ娘オレっ娘って万病に効くんですよ。いやマジで。
……本当は引きたかったんです。でもその前のぷちっとイベントで全石を吸われてすっからかんで、どこか「サ」から始まる宣告がちらつき始めた中で課金する気にもなれず。
あの笑顔が見れただけで満足です。うん、満足してる…………
愛ゆえに
そこから約2週間後、86とのコラボが始まりました。そしていつものようにタイムアタックイベントが開かれ、それに勤(苦)しむ日々を送っていました。
そんな中、TA期限が残り1週間に迫ろうとしていたある日、公式が突然動きます。
……え?いや、は???????????
突然新たなローラの衣装違い情報が投下されました。あまりに突然のこと過ぎて、思考停止して呆然としたのを覚えています。
と、言うのも画像の左上にあるように、まるで新イベントが始まるかのようなタイトルが用意されており、それに合わせたキャラ実装のように思いました。しかし新イベントの予告は無く、キャラだけが実装されるとのこと。
……これは。
皆さんもうおわかりですね。そう、新イベントはこれ以降開催されず、運営側は作ってしまったキャラを「終わり」の前に放出してしまおう、ということです。
ついに始まりました死へのカウントダウン。これに合わせてパックも販売されますが、おそらくそれは最後の足掻き。こんな終わりかけのゲームにお金を入れる奴なんて……
いた。
この男、なんとそれをわかっていながら1万円を溶かし、なんとか絵違いまでこぎつけました。ほぼジャケ買いです。狂ってやがる 86コラボで石は0、どうしてもシンが欲しくて結構課金までしたために財布もピンチ。そんな中で手に入れたこのローラ。なぜこんなことになってしまったのか。
まずは通常絵から見ていきましょう。やはり何と言ってもこのもこもこ具合。実は私、こう毛深い獣とか獣の擬人化とかが好きで、いわゆる「ケモナー」だったりします。そしてこの犬を模した被り物、毛深いコート。
癖が過ぎる。ローラにしては肌面積が少ないってのもイイ。それでいてこの腹チラは狂気的すぎます。まずこの通常絵から好きでした。
そして覚醒絵。
最高。この一言に尽きます。バックの絵まで好き過ぎる。特に顔。顔周辺ですよ。
まず角!誰ですかこんな天才的なデザイン考えた人は⁉被り物の目から角を出すことで猟犬の眼光が表現されていると思いませんか?思いますよね?
ご尊顔も狩りを楽しんでいるかのように不敵な笑みを浮かべてらっしゃいます。男らしすぎる。
全体を見てもゴツゴツとしていて、なのにモコモコ。イラストから溢れるギャップ萌え。この衣装をローラに合わせてきたのマジ解釈一致。殺しにかかってます
そして思い出してください。彼女の身長は180cm。私でも見上げます。まるで大きな猟犬。狩られる側かと思いきや中身は変わらずあのローラちゃんなのできっと忠犬です。モフりたい。ヨシヨシしたい。
ローラちゃん自身、モコモコしたもの好きそうなのでこの衣装は彼女の一張羅、集大成と言っても過言ではないのではないでしょうか。そうであって欲しい。
……と、この衣装違いローラは私の中でダントツトップの見た目でした。ゆえに課金することに迷いはありませんでした。たとえ金欠になろうと、たとえ終わりが近かろうと、後悔はしたくなかった。ローラちゃんへの「愛」が、こんなところで終わっていいのかと。
正直性能は微妙でした。射程は短く、キルアビリティは自己強化もの。タイムアタックではとても使える性能では無かったです。
しかしそんなことは関係ありません。どうだっていい。このイラストに対して、「ローラ」という素晴らしいキャラに出会わせてくれたこのゲームに対して、何としても感謝の形を伝えたかった。後悔は全くありません。
終わりに
もっと書きたいことありましたが、長くなってもしょうがないのでローラちゃんに関してはここで一旦締めとさせていただきます。時間も無い。
ここまで書いてきて思ったのはやはり、
「もっとローラのことを知りたかった」
これに尽きます。個別のストーリーが無かったのが本当に痛い。特に最後の狩ローラのストーリーは特に読みたかった。素材は良いのにそれをちょっとしか使わないのマジで何なん。お高いフレンチのつもりか??え?もっと食わせろよその素材‼‼‼‼
……これ以上はいけない。またこのゲームに対しての不満が噴出するところでした。そもそもゲーム面に対して言いたいことは全部言ってくれた方がおられるので私から言えることは特にないです。
私はこのゲームのもっと明るい部分に目を向けたかったのですが、それに努めてもダメな部分が目立ってしまうのホントどうしようもないゲームだなマジで。そりゃ終わるわ。
本当にローラちゃん大好き。もう会えなくなってしまうと考えると本当に悲しい。他のゲームでいくら似たようなキャラを見つけても(性格マジそっくりなキャラがいました)、ローラちゃんはこのBRSFにしか存在しません。オフライン版のアナウンスも無いまま、終わりを迎えようとしています。もう二度と会えないのかもしれない。ローラちゃんロスに備えなければ。
(2024/2/29 19:22追記)
本日ようやくオフライン版の仕様が公開されました。見る限りメインキャラは消えないようで一安心。ただしコラボキャラはもれなく消滅する模様。
……ストレングス…………(追記ここまで)
紆余曲折、山あり谷ありなんて言葉は生易しいようなゲームでしたが、本当に楽しませていただきました。DFとコラボしてくれたことも心底嬉しかったです。
それゆえ、こんな終わり方になってしまうのが非常に悲しい。今からどうこう言っても来たる日は来るので、残された時間をローラちゃんやストレングスたちと共に過ごそうと思います。ストレングスについては、終わった後にでもゆっくり書こうかな。
長々とお付き合いいただきありがとうございました。ここまで読んで下さった方、そうでない方も、ブラック★ロックシューター FRAGMENTを一度はプレイした方がほとんどでしょう。もしくは見聞きしたのではないでしょうか。本当に色々と言われたゲームでしたが、もうすぐ終わります。次のBRSコンテンツに思いを馳せる方、他のゲームに行かれる方、それぞれでしょう。しかし忘れないで欲しい。ブラック★ロックシューター FRAGMENTというゲームがあったことを。そしてエリシュカ以外にも、このゲームには魅力的なキャラクターがたくさんいたことを。
最後に、終わりゆく世界のキャラに向かって、愛を叫んで終わりにしたいと思います。
「ローラ!!!ずっと大好きだ!!!!!!」
ありがとうございました。
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