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【目分量工作】サクマ式ドロップスカー
お菓子や飲み物の缶を見て「これが走ってくれたらな」と、人類は3日に1度のペースで考えるものである(過大表現)。工作はほぼ未経験の筆者が、サクマ式ドロップスの缶で車を制作した。(文:きゅえすた)
1.サクマ式ドロップス
スーパーや駄菓子屋で見たことがあるだろうか。映画「火垂るの墓」に登場したことでも知られている。多くの飴が袋入りで売られている現代でも、缶入りで売られている。時代に応じてデザインが変更されているとはいえ、缶のパッケージにはどことなく歴史を感じることが出来る。
缶の開け方としては、コイン等でてこの原理を用いて開ける方法が挙げられる。未開封から手で開けるのは難しい。開けると、小さな可愛らしい飴が出てくる。仕事や勉強の合間に食べることが出来そうだ。
2.制作
「サクマ式ドロップスカー」という名前に沿って、どうにかして缶に車輪を付けて、手押しによる走行を可能にしたいと考えた。
用意したのは、ペットボトルキャップと竹串である。竹串を車軸として、両端にキャップを付けてタイヤとする魂胆だ。筆者はこの制作のために、1人でコーラを2Lも飲むことを強いられた。独り身はつらいよ。
ドロップスの缶は、あらかじめ洗剤で中を洗っておく必要がある。
まず、缶とキャップに穴を開ける。穴が開けば用いる道具は何でも良いと思われるが、筆者は電動ドリルを用いたことを明記しておく。竹串の大きさに合わせて直径3mmの穴を開けた。穴の開ける位置はテキトーであるが、出来るだけ缶の底部に近い位置にしたほうが、缶の底が地面につかなくて済む。せめて、「車」にしたい。底をガリガリ滑らせるのは御免だ。
キャップは真ん中に穴を開けた方が良いのはわかっているが、工作ほぼ未経験の筆者は目分量で開けた。開ける際には用具の取り扱いに細心の注意を払ってほしい。
上手くいくと、缶とキャップに竹串が通せるようになる。竹串をテキトーに切り、両端にキャップを付けると車輪の完成だ。筆者は竹串を約64mmの長さに切りそろえた。
キャップを竹串の両端に接着する。筆者はアロンアルフアを用いた。ここが最も難しい作業となるだろう。片輪ずつ接着した方がより容易である。接着剤を大量に用いたこともあり、缶やキャップに接着剤が付着したが、これはこれで味がある。
完成。なんだか古代の戦車にも見えてきた。敵陣に突っ込んでいけそうだ。強そう。しかし、よく見たら車体が傾いているように見えなくもない。これが目分量工作の弊害である。
3.まとめ
サクマ式ドロップスの缶を、手押しで走らせることは可能である。かなり困難な作業が想定されるが、頑張ればプルバックカーにも出来るかもしれない。とりあえず、車輪を付けることを目指して、暇すぎて苦しい方はぜひ試してみてほしい。
※用具や完成した車を取り扱う際には、負傷しないよう注意してください。この記事で紹介している制作法では、幼児が車を扱うことを想定しておりません。安全の保証は致しかねます。