認めて欲しいという悲しい暴力
☆下ネタ満載につき閲覧注意
★真面目に森林浴をしているが、考えていることはヤリ○ン男の生態について。
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私は老人ホーム勤務である。
老人ホームの責任者は施設長だ。
私はこの施設長(上司と呼ぶ)と全く話がかみ合わず、今日も口論になった。
内容は割愛するが、この上司は部下に認めて欲しくて認めて欲しくて仕方なく、仕事そっちのけで私に口論をふっかけてくるのだ。
2ちゃんねるのひろゆき氏みたいに、人を論破しまくっているのだ。
(ひろゆき氏は好きです)
論破したあとどうするのだろう?
一番大切なのは信頼とか安心とかなのに。
信頼とか安心は、論破で一瞬にして消えてしまうのに。
論破された相手は必ず、あなたを嫌うのに。
嫌われて、回りから人がどんどん消えていって。
それでも止められないのだろう。
認めて!というのは、「私のそばに来て」ってことじゃない?
この上司は最終的に私の出来ないことを突いてきて、私は黙ってしまった。
私は胸の内がザワザワ、キュウキュウと苦しかった。
「はい、私はそれが出来ません」と答えても良かったけれど、私のなけなしの最後の砦のプライドが許さず、ついぞ答えられなかった。
私は帰り道に涙をポロポロこぼしながら帰った。
私は降参すればよかったのだ。
「私は出来ません。それは本当に苦手だから私のキャリアがあっても出来ません」と。
降参した人にもう論破しないでしょ。
「こんな揚げ足取りに負けてたまるか!」って私は頑張ってきたの。
でももういいや。だってほんとに出来ないんだもの。
出来ない自分に「オイこら!負けてらんねえぞ?このクソハゲチビオヤジに降参するなんてつもりじゃねぇだろうな?!戦えよ!」って自分を脅すの、もうやめる。
そんなマウント合戦から降りて、本当の信頼と安心の世界で生きる。
話は打って変わって、私は今恋愛のスタート地点をうろついている。
まだスタートもしていない。
そう、相手の男性をヤリ○ン男じゃないか?と疑っているのだ。
彼はちょっと人が振り向くようなイケメンで、若く、話が面白く、ファッションセンスもイケていて、仕事も出来て、優しい。
なんで私のようなヘンな宇宙人女をデートに誘ってくるのだろう?
私は男ウケしない独特なノリだし、すぐに泣くし、ガードが固くて簡単に股を開かないくせに、下ネタギャグが一番好きなめんどくさい厨ニ病ババァなのだ!(これは私の長所であるが、一般的には自虐というのだろう)
もっと若くて可愛いギャルたちがいっぱいいるではないか。
黙ってたってギャルがわんさかあんたに押し寄せてくるだろ?
わざわざこんな意味不明な宇宙人女を。。。?なぜ?なぜ?
私はネットで調べまくった。
「ヤリ○ン男の特徴」
「ヤリ○ン男のLINE」
「ヤリ○ン男の見た目」
これが見事にこのイケメン野郎にヒットした!
平たく言うと、デートは夜、やたら優しい、一人暮らしかどうか聞いてくる、2人きりになりたがる、可愛い癒されると言われるなど。
そうか!コイツはやはりヤリ○ン男だったか!(決め付け早っ!)
コワ~!どうしよ~!やばいぞ・・・。さっさと退散した方がいいかな?
私は不安にかられ、ジョニーさんに相談した。
バナナを片手に、ジョニーさんは真剣に考えてくださり、丁寧なお返事をくれた。
「ちゃんと見定めて。自分らしくいれるかが大事」と。
おっしゃ!そうだ、私はもう不毛な恋愛をしたくない。ババアになってまで傷つきたくない。ホーラ調子にのったババアが浮かれてフラれて、バカみたい!って思われたくないって私のプライドが騒ぎ出す。
それでも私はこのイケメン野郎の、時折見せる深いまなざしや、私のオドオドした挙動不審な態度を見てなぜか喜んでいる姿を見て、なんだか最終ヤリ○ン認定を押せずにいた。
私は今価値観の変換のど真ん中にいる、と思っている。
自分の直感を信じるのか?それともネットに出回っている、いわゆる一般的な理論を信じるのか?
私は自分の直感を信じて行動してみようと思っている。
どうなるかは分かりませんが。
それでたとえイケメン野郎がヤリ○ンで私の心が傷ついたとしても、前に進めばよいのだ。
心を優しく手当てしてさ。
傷つかなくても、傷ついても前に進めばよい。
人生を、よいしょよいしょと進めていけばよい。
いい年こいたババアがヤリ○ンに騙されたってよ!ってnoteに書いてスキを集めてみればよい。(私ならスキを押す)
ところでヤリ○ン男の特徴は、他にも色々あって調べていくうちに面白くなってしまった。
・ワンナイトラブのためなら労力をいとわない
・ワンナイトの後は、途端につれなくなる 連絡が途絶える
・常にドキドキしていたい、とにかく女を落としたい 数が大事
・容姿を褒めまくりいい気にさせ、優しくしボディタッチ多め
・酒が入ると下ネタトーク
・女の子が「明日も仕事なの!」と言っても酒をガンガンすすめる
私はすっかりヤリ○ン男の一日を把握してしまった。
ヤリ○ン男のセリフももう暗記した。
私がもしかしたら世界一のヤリ○ン男?って思うくらい、詳しくなってしまった(調べすぎ)
もしもイケメン野郎がヤリ○ンだったら、「あの・・・あんたさ、毎日LINEしてくるけどさ、俺たちヤリ○ン同士だぜ!」「あー!そのスタンプはヤリ○ン的にはアウト!」って教えてあげたくなってしまった。
ヤリ○ンも、きっと認めてほしいのだよね。
そんなことしなくてもあなたは魅力的だよって。
そんなに試そうとしなくても、あなたはすごいんだよって。
私もヤリ○ン男たちも、そろそろみんなで優しい安心な世界に行こう!