若見えおしゃれ番長の休日
おしゃれ番長が街へ行く!
ところで若見えと言うのは、先日初対面の人に20代に間違われたの。
ま、どでかいマスクをしていたがね!
でもね、やはり保湿ですよ!
肌には保湿!
食べるものは温野菜!お肉の脂身は出来るだけカット。
歯は、形の違う2本の歯ブラシを駆使し歯を磨き上げ、デンタルフロスでゴミを取った後、リステリンでうがいをする。
23時には深呼吸して、湯たんぽして寝る。
現実なんか知らねえ、現実ってのは、過去の自分が思い描いた映像が現象化してるだけ。
今から私は、ウハウハのデレッデレのすんごい未来を作ってやるんだからな!とヨダレを垂らし、煩悩炸裂瞑想を繰り広げながら寝る。
それが番長。
私はずっと、どうしても、イエメンコーヒーというのを飲みたかったのだ。
おしゃれな街代表の代官山にそれはある。
コーヒー1杯約千円。
でも飲みたいの。それも中東菓子と一緒に。
電車にのり約30分ほどで憧れのカフェに辿り着く。
なんと可愛らしい店だろうか。
そして1人ではとても入りずらい。
でも番長だから頑張って入る。
店内は狭く、コーヒーの香りが充満している。
ケーキをつけると1900円。
高いけど、これに!これが!これを!求めていたのだ!
ブラックでいただく。
スッキリとしていて、後味がさーっと引いていく。
モカだから苦いのかも?と思ったが、そんなことはなく、酸っぱみもさほどではなく、好みの味であった。
デーツのケーキは、典型的なドライフルーツケーキの味で、しっとりむっちりコク深く、こちらのコーヒーによく合っていた。
お客さんは外人の方が多い。
オーナーさんと少し会話する。
コーヒー豆の仕入れはとても大変なのだそうだ。
価格も収穫量も安定していないとのことだった。
美味しかったからまた来ます〜と店を出る。
丁寧に淹れられたコーヒーを飲むと言うことは、私の幸せのトップ5に入る。
街を少し練り歩く。
あるギャラリーに入ると、明るいテンションのオーナーさんがいた。多分70代か80代の超おしゃれ番長クラスの人だ。
「あら!ここをどこで知ったの?あぁ!看板見て来てくださったの?あらぁ、ありがとね。私さ、ワイン飲んでんの、一緒にどう?お茶もあるよ」とまくしたてられた。
買う気ないんだけどなぁ…と思いつつ店内の展示品や商品の説明を聞き、一緒にお茶を飲んでいたら、どんどんお客さんが来店!
オーナーさんは一人一人に「ワインにする?お茶?遠慮しないのよぉ、私もう飲んでんだからさ」と声をかけていた。
アート愛に溢れたオーナーさんで、いろいろと教えてくれる。
カモられたらどうしよ?とか思ってすみませんね。
ギャラリーを後にする。
外の私に向かいオーナーさんが「私のインスタ!フォローしてねー!」と叫んでいた。
人生を楽しんでいて良いなぁと思う。
家に帰る。
今日の戦利品。
また変なポーチを買ってしまった。
ポーチ屋さんがやりたいな。
一点ものを扱うポーチ屋さん。
自分じゃ作れないから、作家さんにつくってもらいたい。
変なポーチを作りたい作家さん、求ム!