夢日記 No.11
「風を生むスポンジ」
かなり抽象的な夢でした。
でも、改めて思うとタロットでも占星術でも
風の要素って知性であらわされる内容で、
スポンジを脳ととらえてもいいかもしれません。
脳の研究で、
痴呆などになると脳みそがスポンジ状に
なるなんて話がありますが、考えようによっては、
既存の概念から外れていく為には、スポンジのように
ならないといけないとも取れるのかもしれません。
痴呆とはいいませんが、普段の会話でも
吉本隆明さんが言っていたような「共同幻想」を
少しだけ外れていくと、詩的な概念を超えて、
あまりにも抽象的というか、イデア的なとらえ方に
なっていくと思います。
つまり、そこでは
一つの会話の自由度が飛躍的にあがります。
でも、それを”常に”しちゃうと
村上春樹さんの「海辺のカフカ」に出てくる
ネコとの会話のようにわけの分からないものに
なってくるので、それはそれで問題です。
ただ、そこから戻ってこれれば
風は起こるんですよね。きっと。
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