特別な自分がいた　そこに

しかし嵐が起きたあと
ただの普通の自分がいた　そこに

過去の大きかった夢は
確かに満たされ消えた　ここで

手元に残っている夢は
あまりに普通だった　滑稽なほど

特別で普通で滑稽な　自分だった

それ以上変わりようもない　自分に思えた