誹謗中傷する人の特徴とは?6つの特徴を徹底解説!
インターネット上での被害が拡大していることで、社会問題となりつつある誹謗中傷。気に入らないから、ストレスが溜まっているからというような自分勝手な理由で、他人を誹謗中傷する人たちが後を絶ちません。
国も対策に動くほど誹謗中傷は問題視されているのですが「そもそもどういう人が誹謗中傷をしているのだろうか?」という疑問を抱えている人も多いのではないでしょうか?
そのような方の為に、この記事では誹謗中傷する人の特徴6選を具体的にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
その1:嫉妬心が強い
人間誰しも「こうなりたい」という野望や欲望を持っているものです。
例えば、男性であれば「お金持ちになりたい、モテたい」などと、女性であれば「優雅な暮らしをしたい、モデルのように美しくなりたい」などと一度は思ったことがあると思います。
人の何倍も努力をして、このような夢を叶える人もいますが、基本的には夢を叶えられなかったという人がほとんどです。
その中で、自分が成し遂げたかった夢を叶えている人がいると「なんでこいつは夢を叶えているんだよ!」「自分も精一杯努力したのに!」というような感情を持つ人もいます。
このように、「なんであいつだけ!」というような他人への嫉妬から、誹謗中傷がうまれてしまうこともあります。
その2:自分は間違っていないと言う気持ちが強い
先ほど説明した「嫉妬心が強い」の部分に通じるところもありますが、人間誰しも「自分が劣っている」とは思いたくないはずです。
自分は劣っていると思いたくないため、相手の欠点やコンプレックスを取り上げて誹謗中傷し、『自分は間違っていないんだ!正しい!』と言う人たちもいます。
例えば、以下のような誹謗中傷が挙げられます。
具体例
金、金ってお前は金しか取り柄がないな!人間として可哀そう
お前は偽善者だ!この詐欺師!
高級車もブランド品も全部レンタルだろ!本当は貧乏なくせに!
このように、自分は間違っていないという気持ちが強い人たちは、「あの人があんなに優れている訳がない!自分と変わらない人間なんだ」と思い込みたい人がほとんどです。
例えば、似たようなお話として「イソップ童話」という童話があります。お話の中にきつねが木のぶどうを取ろうとしているが、どんなに頑張っても取れないというシーンがあります。
どんなに頑張ってもブドウを取ることが出来ないきつねは「あのブドウは美味しくないはず!」「美味しくないなら食べなくて良い」というように自分を正当化するのです。
自分は間違っていないという気持ちが強すぎるがあまり、人を誹謗中傷する人はきつねのような考え方をしているのかもしれませんね。
その3:自分が優れていることを示したいと言う気持ちが強い
いいね稼ぎやインスタ映えなど、SNSを通じて承認欲求を満たしたいという人が多い中で、自分が優れていると言うことを示すことで承認欲求を満たしている人もいます。
このように自分の優位性を世の中にアピールしたいと思っている人たちは、他の人の意見に対して反論をぶつけ、「自分はこんなに賢いんだ!」と周りに示そうとする傾向があります。
そのような反論に対して、「さすが○○さんです!」「そうですよね!○○さんのような考え方もありますよね!」というように共感してくれる人もいるので、誹謗中傷している人は「やっぱり自分って他人よりも優れているんだ」という優越感に浸っているのです。
このように自分の優位性を示したいと思っている人は、SNSやブログなどといった、人目に触れるサービスを利用して反論してくる傾向があります。
根本的に、間違っていることや指摘したいことがあれば、DMやメールなどで個人的に伝えてあげても良いはずです。
それなのにも関わらず、人目に触れるサービスを利用して、わざわざ反論・指摘と共に誹謗中傷してくる人は、少なからず「自分の優位性をユーザーたちに示したい」という気持ちがあるのではないかと考えられます。
その4:ストレスをうまく発散できていない
根本的に、人を誹謗中傷するということは何かしらの原因があって、誹謗中傷しているわけです。そこで考えられるのが『日々のストレスを発散できていない』ということです。
他人を誹謗中傷してストレス発散をしている人たちは、誹謗中傷した相手の反応を見て楽しんでいるという人達が多い傾向にあります。
その5:周りの意見に流されやすい
SNSは匿名で利用することが出来るというメリットがある反面、そのメリットが原因で誹謗中傷を引き起こすこともあります。例えば「集団心理」というものがあります。
集団心理とは?
集団心理とは、集団になると人は思考停止状態になり、無意識に周りと同じような考え・行動をしてしまうこと。
特に周りの意見に流されやすい人ほど、集団心理に陥りやすい傾向があります。
例えば、多くの人が特定の人物に対して誹謗中傷していたとしましょう。
通常であれば「誹謗中傷は良くないことだ」と判断できている人でも、多くの人が誹謗中傷しているのを見ると「自分もこの人に言いたいことがあるから、自分も今のうちに言っておこう」という考えになり、誹謗中傷してしまいます。
普段は温厚な人でも、一瞬にして攻撃的な態度になってしまうのが集団心理の怖いところです。
その6:正義感が強すぎる
言っていることは間違っていないのにも関わらず、それが誹謗中傷になってしまうこともあります。つまり、正義感が強すぎるのです。
例えば、飲食店で食べ物を買っているAさんがいたとしましょう。店内で食べ物を食べる場合は消費税が10%ですが、持ち帰る場合は消費税が8%になります。
ところがAさんは「持ち帰りで」と言ったのにも関わらず、食べ物を受け取った後は店内で食べていました。この時に、Bさんが「店内で食べるならしっかりと消費税10%を払ってください」と注意しますが、Aさんは消費税を頑なに払おうとしません。
ここで、正義感が強すぎる人は「これを見逃してはいけない!」「自分がやっていることは正しい」と思い、注意がエスカレートしてしまうのです。
例えば、「消費税を払わないならお前の個人情報を特定して、ネットにばら撒くぞ!」と言うような、行動を取ってしまう人もいます。
確かに、Bさんは正しい指摘をしているのですが、個人情報をネット上に晒した場合、Bさんはプライバシー侵害に該当してしまう可能性が高くなります。
このように正義感が強すぎる人は、注意から誹謗中傷にエスカレートしてしまうことがあります
※誹謗中傷する人の特徴まとめ※
この記事では、誹謗中傷する人の特徴について具体的にまとめました。もう一度おさらいすると、誹謗中傷する人の特徴は以下の通りです。
まとめ
嫉妬心が強い
自分は間違っていないという気持ちが強い
自分は優れているということを示したい気持ちが強い
ストレス発散が上手くできていない
周りの意見に流されやすい
正義感が強すぎる
誹謗中傷は立派な犯罪ですので、損害賠償請求をしたり刑事事件として訴えたりすることも出来ます。
あまりにも酷い誹謗中傷をされてしまった場合は、まず証拠を押さえてから弁護士にすぐ相談しましょう。
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