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つれづれなるままに(blog)年間ランキング2024
さて昨年に続きつれづれなるままに(blog)の年間ランキングを、詳細は下記リンクから見てください。
10位~7位:10年続く問題をどう解決していくのか
10位 2015年9月(3月1位、上半期2位)
10位には10年前2015年作成の記事が入りました。この記事は当時熊代亨氏が書いていた「子供や結婚をコスパで語るのはおかしいのではないか」blog記事へのリアクション記事で「年貢の納め時」みたいな言葉がある様に昔にも少なくない数「子供や結婚をコスパで考える」男性はいた訳で、それが昔の様に結婚に向かわなくなったのが問題の本質なのではと言う記事です。今年また見られたのは熊代氏のblog記事の2024年版のような記事がPresidentに乗ったからかなと思います。
9位 2021年11月(4月5位、11月5位、上半期8位)
9位には中高年独身貧困女性の挽回策について書いた記事がランクインしました。内容としては介護の様な人手不足の業界で働き、NISA,iDeCoで資産形成をし、年金繰り下げ受給で受け取れる年金額を増やそうと言った所です。中高年貧困女性の問題はいろいろ語られてきていますが、政治的な解決を求めるのみで個人的に出来る努力を発信している人が少ないなと感じたので書いた記事ですが、これからもこういったアプローチは必要なのではないかと思います。
8位 2023年12月(1月3位、2月4位、3月3位、8月1位、上半期6位)
8位には23年末に出したある意味で24年の展望の記事が入りました。展望と言っても様々な不確定要素があるから慎重に行きましょうと言う記事ですが、結果的には岸田首相辞任総選挙で過半数割れと言うのはここでも挙げてなくて改めて予想外で今年もその傾向が続いていくんだろうなと思います。即決は避けていきましょう。
7位 2015年4月(6月2位、7月3位、12月1位)
7位にはこちらも10年前2015年の記事、張本勲氏が当時J2でプレーしていた三浦カズに対してTV番組で「喝」をして炎上した事件をきっかけに書いた記事が入りました。今年は「税リーグ」と言う言葉でJリーグの問題点がいろいろ言われることが多かったですが、張本氏が「喝」と言って炎上した2015年段階でも各チームの赤字、ファンの高齢化と新規ファンの少なさ等今に繋がる問題が起こっていたのがJリーグの問題の根深さを感じさせます。今年は書けたら書きたいと思っています。
6~4位:弱者女性とイトーヨーカ堂の苦境
6位 2018年3月(9月1位)
6位には札幌で起こった母娘孤立死事件から書いた記事が入りました。これも7年前の記事になります。この記事ではジェンダーギャップ指数に関して他の指数との比較でこればかり取り上げられることに関する懸念も書いているのですが2024年は昨年はジェンダーギャップ指数の低さ=女性の努力不足と言う部分をきちんと綿密に書くblog記事が出てきて少しびっくりしました。古い記事ですが意外に今でも通用する論点を抑えられたのかなとも思います。
5位 2022年12月 (6月4位、9月3位、上半期3位)
5位には中高年独身女性の貧困問題のまとめ記事が入りました。コロナ前後である意味盛り上がった貧困女性の問題ですが今年辺りは段々話を聞かなくなったように感じます。とは言え問題が解決したとも思えないですが、実際問題として今の高齢者が所謂均等法世代より前だったのが段々均等法世代以降の世代が高齢化していく中、これまで同様の優先度で取り組まれる問題ではなくなっていくのは間違いないと思います。その中でこの問題がどの様に展開されていくのかは注目されるところです。
4位 2024年2月 (2月2位、4月3位、10月1位、上半期3位)
4位にはイトーヨーカ堂の地方店舗の大規模な閉店をきっかけに書いた記事が入りました。この記事ではイオンとの比較で金融を中心としたグループ全体で儲けていく形に出来ていないのがイトーヨーカ堂の閉店が続く原因ではなかろうかと考察しています。これから先に関してはイトーヨーカ堂が日本最大の流通企業グループであると考えると巻き返せる余地があると思いますが、コンビニ、スーパーが個々にやっていくよりグループ全体でやっていく形を強化していかないと厳しいですが果たしてどうなっていくのでしょうか?
3位:選挙の一年
3位 2024年7月 (7月1位、11,12月3位)
3位には都知事選を取り上げた記事が入りました。今年、特に下半期は注目される選挙が多い1年でした。衆議院選挙、東京都知事選挙、兵庫県知事選挙など大規模な選挙で予想外の結果が出て注目されました。ネットばかり注目されますが、都知事選の蓮舫氏に代表されるリベラル系女性候補バブルの崩壊、石丸氏、斎藤兵庫県知事に見られる財政重視+教育を中心とした若者への投資と言う政策で若者へアピールするというのは今年も続きそうな気がします。ちなみに私の地元横須賀では市長選が行われますのでその面でも注目したいと思います。
2位 貧困女性予備軍200万人の時代
2位 2020年1月 (5月1位、6月3位、7月4位、8月5位、9月2位、10月5位、11月1位、12月5位、上半期5位)
2位には実家から出られない貧困女性予備軍とも言える中高年女性の人数を試算した記事が入りました。6位の記事にも共通していますが、女性の貧困の問題は政治的なバリューは下がっているが解決したわけではない問題だと思います。しかしバブル世代以降の世代で中高年独身女性が急増していてそれに伴い貧困女性も増える訳です。と言う事でこの記事の試算も考えるのに役立つのですが、出来れば2025年版も作りたいところです。
1位 フローからストックが重要になる時代
1位 2023年10月 (1月2位、2月1位、3月2位、4月1位、5月3位、6月1位、7月2位、上半期1位)
1位は一昨年後半に金利復活の傾向が出てきた際に書かれた記事が入りました。下半期は伸び悩んだん感がありますが上半期の貯金で逃げ切ったという感じでしょうか?さて記事の内容は金利が復活する事で住宅ローンの負担が重くなり、政治は財政を重視し、極端に言えば「地方から一生懸命勉強して都会の名門大学を卒業して大企業の就職し、通勤圏に新築不動産を購入する」ような人に逆風となる反面、実家暮らしなど家やクルマの費用を抑えて資産、特に現金を持つ人に有利な社会となるというものです。昨年後半はやや伸び悩んだものの、現状この傾向が徐々に顕在化しているように感じられる為。金利がどうなるのか、そしてそれに対する各所の反応などは今後も注目したいところです。
まとめ
こうして見ると例年と比べて様々なテーマが入り混じった年だったと思います。2025年はどの様な記事を書き、どの様な記事が読まれるのか楽しみにしたいと思います。