
【無我霧中-13】祝!南アフリカ優勝!
起きたら、5:10だった。
やってしまった。
急いでテレビをつける。
幸い、ニュージーランドと南アフリカのラグビー決勝戦は、公判が始まったばかりだった。
点差を見ると、11-12。しかし、なにやら、慌ただしくて、再度見ると、6-12に変わっていた。
トライを決めた瞬間だったが、その前のプレイでノックオン(ボールを落としてしまうこと)があったようでモニター判定の結果、トライが取り消しとなった。
その後の結果は、まだの録画されて見ていない方もいると思うのでここで終わりにします。
実は、ラグビー日本代表に幼馴染が出ているため、たまに見ている。
当たり前だけど、実力差が拮抗している試合程、面白い。
今回の結晶は何が凄かったかと言えば、両チームともにゾーンに入りすぎている選手が多かったこと。
こんなの初めて見た。
あの集中力は何なのだろうか。
歓声が大きすぎて、審判のホイッスルが聞こえなかったのもあるかもしれないけど、止めているのに反対側でプレイが続行されてトライまでもっていく。もちろん、カウントはされないが。
それを抜きにしても、インターセプトの反応の良さだったりが本当にすごかった。思考が早すぎて、ここにボールが来るってことを見越して飛び込んでるのが見える。というよりも、最早思考ではなくて、野生的な直観なのかもしれない。
確か前回MVPの南アフリカ代表デクラーク。
彼は、今回の試合も間違いなくやばかった。
嗅覚と小柄でも負けないパワーとスピードを持ってる。
インターセプトの反射能力とトリッキーなパス、どこまで試合の盤面が見えているのか、試合を見てて怖くなるほどだった。
是非、決勝だけでも見てほしいと思う。
金髪の小さい人。俺は絵に描いたような悪役面って思ってる。
悪気はないが。
あんなに没入した集中力を見たのは初めてかもしれない。
語彙力がなくて表現できないのが悔しいけど、とにかく、喰らった。
あそこまでの集中力。これから出せるものが見つかるかなあ。
見つけたいな。