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☀#48 - San Sebastian (サン・セバスティアン) - 【Dan Vasc を聴こう】

#47 に引き続き、Tony Kakko  (トニー・カッコ) が歌った曲をご紹介したい。

2019 年5月に  Dan Vasc  (ダン・ヴァスク) がカバーしたのは、2001 年に  Sonata Arctica   (ソナタ・アークティカ) が発表したアルバム  Silence  (サイレンス) 収録の今回の曲である。

サン・セバスティアンといえばスペインのバスク地方の街で、バスク語をつなげた  Donostia-San Sebastian  (ドノスティア=サン・セバスティアン) が正式名称となっている。

有名なラ・コンチャ海岸の白い砂浜に太陽の光が反射すると、さぞ美しいのだろう。


歌詞では、

The sun of San Sebastian is just too hot for me
(サン・セバスティアンの太陽は、俺には熱すぎるんだ)

… と、好きなあの娘を太陽に例え、自分から諦めてしまったせいで彼女と一緒にいられなくなった今の人生を後悔している。


以前、ダンは、
「何かを始めたいと思っている人に伝えたいことは?」
と聞かれて、以下のように答えた。

「リスクを考えると怖くなる。
俺の場合、家族や友人達のサポートがあっても恐怖を感じていたから、気持ちはわかる。
それが普通なんだ」

「でも、それよりもっと怖いのは、死の床で、 
"あのとき夢の実現のために行動していたら、自分の人生はどうなっていたのだろう? 幸せで充実していたのか?"
と自問自答する羽目になることだ。
充足感のない人生を送る方が、よっぽどリスキーだ」

「始めるのを恐れるよりも、始めなかったために将来後悔する結末の方をもっと恐れるべきだ」


"どうせ無理だ" と思い込むより、何事もまずはやってみた方がいいと、改めて感じさせられる。

どんなときでも自分を信じて努力を続けてきた結果、YouTube チャンネル登録者数 100 万人を達成したダン・ヴァスク。

彼がこの内容を歌うのが、逆説的でおもしろい。




ところでダンは、#34 で紹介したチリ人のギタリスト   David Olivares  (デイヴィッド・オリヴァレス) のチャンネルでも、2015 年5月にソナタの曲を歌っている。

 2012 年のアルバム  Stones Grow Her Name  (ストーンズ・グロウ・ハー・ネーム) 収録の  I Have A Right  (アイ・ハブ・ア・ライト) で、これがまたいい。



その年の8月に、今度はダンのチャンネルの方でも2人はコラボしている。

#41〜42 で紹介した  Avantasia  (アヴァンタジア) による、2008 年のアルバム  The Scarecrow  (ザ・スケアクロウ) 収録の  Carry Me Over  (キャリー・ミー・オーバー) で、これもじっくり聴いていただきたい。




※ 1つのエピソードを時系列で連載する場合があるので、#0→1 … と順番に是非!
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※  既存の記事にも新情報を加えるので、時折再訪を!


※  ダン・ヴァスクの音楽が気に入った方は、是非とも彼の YouTube チャンネルに登録を!





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