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花冠つまり今の魔性

とかず          

 飛行機しか食べない汀線に沿って歩いてもいい
 花粉しか吸わない管に巻かれて留まってもいい
 ぼちぼち呼吸甦れ

 言う前に役割を決めよう おれ上、おまえ下な
 執念波はいつでもどうぞ

 よし来いよおらおらおらおら
         こちら喘鳴(ヒュー・ストン)、
 言う口より怖えよ実際な
              応答ねがいま爆破
 無理したい誰より本当
          ほらみてこの眼球縮んでる
 高重力禍でも筋肥大に期待
          「アホ死ね海だけ敷いとけ」

 墓地墓地呼吸だけ甦って風か幽霊かわからん
 から 動かない
 八人目の祖母の前に居座っている魔 それはおれかも
 粉(来るな)煙(毛虫) 雲梯にたくさん吊られる 器用に揺れている
 「そこはがんばる」と言うおまえの特権だけを腑分けする躙るすると眉間が割れて虻が吹く いやちがう虹か いや報いか 道だったかも
 知らね プラモのパーツ好きなのだけ残してあとは捨てる
 文句 1, 2, 3, 5 器用な来客も食う

 時は流れるもちろん 絶対。 しかし
 あのときは(平時にだけは咲き誇る頭のなかの未来人による半分生殖器(というか樹)、半分会話みたいなざわめきが完全に死滅している(これでよかった のか?))
 視えない船に乗ったのは彼ら 逃げのびたのなら良し
 一緒にはなれません

 誘惑するバミューダトライアングルの傷口から、UFO へ
 おちおち寝ていますか
 きちきち聞こえていますか
 ぼちぼち応答ねがいます
 これらを編んでつつきあう違う指 せーの「粉」「光線銃」 やや遅れて「色」 
 何にせよくしゃみが止まらない
 出る
 笑い
(笑)


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