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元湯夏油2
(前編はこちら)
みちのくの超大モノ秘湯、夏油温泉の元湯夏油 へやって来た。
元湯夏油の『大湯』は夏油川のすぐ脇だ。切り立った渓谷の奥から、夏油川源流が水面を青白く煌めかせながら流れ出してくる。素晴らしいロケーションである。
大湯の湯尻だ。アツ湯が大量に湧き出している。
受付で言われた通り、この季節、大湯は熱くて入るのが大変だ。掛け湯をして、勢いで入る・・・が激熱だ。30秒と入っていられない。あぢぢぢ!堪らず飛び出る。摂氏45度ぐらいのはずなのだが、湯に刺激があるので耐え難い熱さに感じるのだ。
あああ熱かった。渓流の涼風が心地よい。
次へ行こう。こちらが『疝気の湯』だ。湯船の底から盛大にぶくぶくと湧き出ている。湯温は41度程度と適温だ。
次に真湯へ行ってみる。
こちらもなかなかの極楽極楽。
いつもの炭酸水を飲もうか。
もうひとつの露天風呂は対岸にある。女の湯(目の湯、めのゆ)である。生憎、先ごろの大雨で橋が流されたそうで行く術がない。見たところ湯は変わらずこんこんと湧き出ているようなので残念だ。
夏油の山はもう秋の気配だ。
本日も極上の秘湯に出会うことができて本当に良かった。そろそろ帰りの時間だ。夕方の新幹線で帰宅である。北上駅を目指して30キロのダウンヒルに出かけるとしよう。
(前編)