なにかが足りない
自分はとても面倒くさい人間だとようやく気づいた。
人間みんな面倒くさい生き物だよって事をよく耳にはしていたが、初めてそれを実感することが出来た。
最近、連絡を取っていた相手が何人かいた。だから、空き時間・携帯を見るタイミングには連絡を返していた。1日に何通もだ。
しかし、自分は失恋をして以来、連絡をすることはなにも思わないのだが、「付き合う」ことに対するハードルがとても高くなっていた。
だから、自分から告白することもなかったし、連絡をしようともあまりしてこなかった。告白されたら断る、連絡が来るから返す、ということを繰り返していたのだ。
自分は付き合うことに対し、心の準備ができていないし、追われる恋愛をされる身としては何故か心の余裕があった。(内心、選べてしまうと思っている自分もいた)
確かに、追われる恋愛はとても幸せなことで、素敵だ。でも、追われることに慣れてしまって、連絡を返すことが遅くなったり、終わらせてしまったりすることがあった。当たり前の結果だが、連絡は途絶えてしまう。途絶えて何日かは普通に暮らしていたのだが、ようやくふと気づいた。
あの子が好きで、連絡を待っている自分に。
心の中でどこか感じていた喪失感。孤独。承認欲求が満たされていない。
味の濃い料理を食べているのに、米がないような。飲み会の場で、おつまみが無いのにお酒だけ残ってるような。何か足りない。そんな感じ。
スノボに行ったり、サウナ、飲み、など密度が高い生活を送っているのに、心の中に少し顔を覗かせるあなたの存在。
しかし、こちらから拒絶しておいて連絡をするのは違う。ないものねだりだ。
最近は人生の教訓を学ぶことが多い気がする。
変なプライドを捨て、追われるものに心を委ねてみる。変に考えるのではなく、心躍る方へ。
後悔する前に、一度委ねてみて欲しい。心に聞いて欲しい。そして、少しの行動をして欲しい。
読んでくれているあなたに、そして、これからの人生を生きる自分に過去の自分からアドバイス。
アドバイスする方普通は逆やけどな