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電動車椅子は雨に弱い…

電動車椅子にとって、何が一番怖いかっていうと、やはり電子部品の塊ゆえ、雨に濡れること。手元のコントローラーまわりはある程度防水仕様になっているとはいえ、背面下部のバッテリーまわりが浸水するとおそらく機能停止するはず。

それが外出時に起きたら、自力では1センチも動けません。オレの体重に車椅子の車体重量を足すと100キロオーバー。基本的に特殊な操作をしないと車椅子本体は手動では動かせない仕様になっているので、そんな事態になると、もし介助者が一人いても押して移動するのはかなり厳しいです。

毎月の介護レンタル契約に付随した保険で、そんな機能停止時の送迎サービスは付いていますが、実際に風雨の中で機能停止が起きた場合は、その場で携帯で電話連絡して、そのロードサービスが来るまで現状待機となります。

それを想像すると、どうしてもある程度の強い雨が想定される中の外出には慎重にならざるを得ません。

雨の日の外出時は、フード付きの車椅子用ポンチョをかぶるので、装着してしまえば、足元も含めて雨はしのげます。

過去の経験則から見て、1時間の降雨量が1ミリなら、あまり恐怖心はありませんが、これが2ミリ、3ミリ以上になると、かなり怖い。

移動時に靴の中にも雨が染みてくるかどうかが、1つのバロメーターかもしれません。

あと、向かい風が3メートルを超えると、めくれてしまいポンチョのフードも機能しません。

オレはメガネ野郎なこともあり、たとえフードをしていても前方の視界を確保するため、必ず頭にはスポーツ用のキャップもかぶるのですが、そのことで少し強めの風によってめくれやすくもなってしまいます。これが、めくれる、濡れる、かぶり直す、めくれるの繰り返しで超ストレスフル。

そういう風雨に弱い電動車椅子を取り巻く諸条件を鑑みまして、各方面には大変申し訳ないのですが、本日の予定はすべて修整の方向とさせていただきます。

https://www.jma.go.jp/bosai/#area_type=class20s&area_code=3420700&pattern=rain_level


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