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絆
2022年1月6日 03:12
遺書を書こうか迷う日の海を迎えに行く時のこと。忘れたい人の顔ばかり憎んで、辛くて、思い出す。呪いは並べてひりつくような塩の味。留まれ、留まれ、と打ちつけた針で、あなたが傷ついたことなんて知らない。病気の心のとき、教えてもらったハサミグループの曲を実はまだちゃんと聞いたことがないから、聞いてみる。こうやって、泣けもしないのに悲しくなりたがってしまうのは冷酷だ。でもいつかあなたと蟹を食べに行くのです