大人の時間、白秋の季節。人生は季節のように
きっかけは50歳になって今までの服が自分には合わなくなって来たこと。
そこで今まで好きだったものを見直し、新たに50代を共に過ごす新しい”なにか”を探そうと思いました。
若い時好きだったブランド鞄も洋服も靴はもちろん、食器も今まで長く愛用していたもの、いつか使おうと思って出番の少なかったものをすべて床の上に広げてみる。
たくさんの思い出が詰まった服や鞄、食器。何となく日常にそこにあるから何となく置いてあったが、意識して”選んで”みるともう役目が終わっているのことに気が付来ました。
最近の口癖はもう「いっぱいあって入らないから買えない」「もう持ってるから」。買えないショッピングのなんとつまらないことか!
そうなのだ。お役目が終わった思い出と化してしまったもの達にクローゼットが占領されてしまってなにか新しいものを迎え入れることができなかったのです。
朱夏の時代に一緒に過ごしてきた”戦友達”に別れを告げ、これから過ごす白秋の時代に心地良く過ごすものを探すことにしました。
それはなんと楽しい体験だろうか。今まで好みではなかったものがすごくしっくりきたり、好きだと思っていたのに実はその部分ではなくこの部分に惹かれていただけだったとか。好きなものや好きじゃないものにちゃんと向き合ってみると意外な自分が発見されたりします。
そして若い時、年配の人が着る服だと思っていたブランドが似合う年頃になっていた事に気が付き、それを手に入れる事にしました。
それはすごく新鮮で素敵な体験でした。新しい自分に出会えた気がして歳を重ねて行くことに楽しみを覚え、この服に似合う場所に行きたい。と、出かける場所をさがす楽しみも増えました。
さあ。買い物にでかけよう!大人の時間を楽しむ時がきた!
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☆青春・朱夏・白秋・玄冬は古代中国の陰陽五行説の人生を季節に当てはめて考えらえたところから来ています。
大人の時間、白秋の季節。Vol.1
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