子どもも大人も、認められたくて成長する
ミラハタのまっすんです。
「子どもも大人も、認められたくて成長する」について♫
( ※「ミラハタ」とは、未来に伝えたい働き方を発信するプロジェクトの略。兵庫県で、会員制レンタルオフィス・コワーキングスペースを運営する中で出会った「起業家・フリーランス・独立事業者の新しい働き方」や、「ビジネス全般に関する」情報を発信していきます。)
ビジネスマンの育成と子育てを比較することに違和感を覚える方がいらっしゃるかもしれませんが、行動科学の観点で見ると、両者には多くの共通点が存在します。
基本的に子どもというのは、親に認めてほしくて「新たな行動」を覚えます。
2本の足で立ち上がって歩き出すのも、たくさんの言葉を覚えて上手に喋れるようになるのも、上達するたびに両親が大喜びしてほめてくれるから。
そして、これは大人にも当てはまります。
部下や後輩が仕事に一生懸命取り組む原動力は、上司や先輩から認められることにあるのです。
入社前の面接では、「一緒にがんばろう!」と力強く言ってくれた上司。
ところが実際に入社してみたら、仕事に対する指導もフォローもほとんどなく、「数字はどうだ?」と、結果ばかり聞いてくる…。
もしもあなたが子どもで、両親が学校のテストの結果だけであなたを評価したら、どう感じるでしょう。
「そんなひどい親はいない」
「そんな親だけにはなりたくない」
そう思いますよね?私も同感です。
ところがこれを上司と部下の関係に置き換えると、部下に対して「テストの結果だけで子どもを判断する親のような指導、をしている上司が決して少なくないのです。
すぐれた成果を上げている優秀な社員であれば、その“結果、によって、常日頃から上司から認められ、評価されています。
一方、どんなに努力を重ねていたとしても"結果"を出していない社員は、上司や先輩からほめられたり、認められたりする機会がほとんどありません。
もしあなたが、部下や後輩を成長させたいと心から望んでいるのなら、仕事の結果だけに注目するのではなく、部下や後輩の仕事ぶり(行動)を「認める」ことの大切さを認識しなければなりません。
【 まとめ 】
私にも子供がいますが、学校のテストが出来ないだけで、あなたはダメな人間だというような子育ては今もしていないし、そんな言葉を投げかけ続ければ、子供が自己肯定感の低い大人に成長するのは容易に想像できます。
家庭ではできたとしても、社会にでて上司部下の関係の中ではそれがなかなかできていない人も多いのではないでしょうか?
相手との違いを自分の中で認め、できない部分があっても許す、そして出来ている部分、人間性を認めてあげる、それを全員が心掛けることができれば、人間関係にストレスのない社会づくりが出来るのではないでしょうか?
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