アフィリエイトとは何か?
■ アフィリエイトというビジネスについて
ミラハタのまっすんです。
「アフィリエイトというビジネスについて」について♫
( ※「ミラハタ」とは、未来に伝えたい働き方を発信するプロジェクトの略。兵庫県で、会員制レンタルオフィス・コワーキングスペースを運営する中で出会った「起業家・フリーランス・独立事業者の新しい働き方」や、「ビジネス全般に関する」情報を発信していきます。)
アフィリエイトとは、「仲介業者」のようなものだと考えてほしい。
簡単に説明すると、個人のもっているインターネット上の媒体(ホームページやブログ、メルマガなど)に企業の広告を貼って、サイト訪問者を企業の商品やサービスに誘導してやることで、企業から「紹介料」として報酬をもらうという仕組みだ。
もともと「affiliate(アフィリエイト)」とは、「紹介する」という意味の英単語である。
その名のとおり、お客を企業に紹介するビジネスがアフィリエイトだ。
ブログなどを閲覧しているときに、サイドバーなどに書籍や商品を紹介した四角い広告を見たことがあるひとも多いだろう。
それがまさしくアフィリエイト広告で、リンク先の企業のページで商品を購入したり、資料請求したりすると、企業から謝礼が支払われる。
このとき、企業が直接サイトの管理人に謝礼を支払うわけではない。
ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)という仲介業者を通じてサイトの管理人と企業は広告ビジネスのやりとりをすることになる。報酬のやりとりもASPが管理してくれるので安心だ。
言葉で説明すると難しく感じるかもしれないが、その仕組みは単純明快なもので、特別な知はとくに必要なく、「インターネットをすることができる」「メールを送受信することができる」というくらいのスキルがあれば十分に始められる。
実は、現在たくさんの人が副業としてアフィリエイトに取り組んでいる。昼間はサラリーマンとして働きつつ、帰宅後にアフィリエイトに取り組み、副収入として毎月100万円以上稼いでいるというツワモノも存在しているのだ(このようなひとたちのことはスーパーアフィリエイターと呼ぶ)。
アフィリエイトはインターネットに繋がったパソコンさえあれば無料で始められる。
先述したASPとの契約にお金は必要ないので、無料ブログサービスでブログを作り、アフィリエイト広告を貼ればゼロ円でアフィリエイトを始められる。
アフィリエイトには、大きく分けて4つの種がある。
4つそれぞれについて、いったいどういったシステムでアフィリエイトが成り立っているのか、その特徴を次から解説していく。
■ 成果報酬型アフィリエイト
成果報酬型アフィリエイトとは、その名のとおり「成果が出たときにその報酬を受け取れる」というビジネスモデルのアフィリエイトである。
例えば、DVDの広告をサイトに貼ったときに、サイト訪問者がその広告を見て「このDVDが欲しいな」と思ってくれたとする。
その後、訪問者がその広告からリンク先のお店に飛んでDVDを購入したら、お店から管理人に商品の値段に応じた報酬が支払われる。
単純明快で、一番シンプルなアフィリエイトモデルがこの「成果報酬型アフィリエイト」だろう。
この成果報酬型アフィリエイトでは、訪問者がリンク先のお店から何も購入しなければ報酬はない。
単に訪問者を企業のサイトに誘導すればいいだけではなく、購入(物販の場合)させる必要がある。
成果報酬型アフィリエイトは、さらに3つに分類できる。
「物販型」「資料請求型」「情報商材型」
だ。
「物販型」はその名のとおり、物を売るアフィ
リエイトで、先ほどのDVDの例もこれにあたる。
DVDや書籍から家具のような大きなものまで、
広告は無数に存在する。
アフィリエイトといえば物販アフィリエイト、というくらいメジャーな手法である。
「資料請求型」は、サイト訪問者が誘導先で資
料請求や無料体験に申し込みをした際に報酬を受け取ることができるアフィリエイトである。
物販型と違う点は、訪問者が代金を支払わなくても成約となる点である。
しかもその割には報酬額が高いことが多いのでオススメだ。
最後の「情報商材型」は、厳密にいえば物販型
に入るのだが、購入するものが「情報」という形のないものであるという点で異なっている。
情報商材はアフィリエイト報酬率が高いことが特徴で、一件の成約でアフィリエイトフィー(報酬のこと)が1万円を超えることも少なくない。
■ クリック課金型アフィリエイト
サイト訪問者が、広告掲載企業(以下広告主)で商品を購入したり、資料請求したりと何らかのアクションを起こすことで報酬が発生する成果報
酬型アフィリエイトよりも、さらにお手軽なアフィリエイトとしてこの「クリック課金型アフィリエイト」があげられる。
クリック課金型では、サイト訪問者が広告をクリックした時点で報酬をもらうことができる。
広告主の狙いは、あくまで広告をたくさんのひとに見てもらうことなので、広告主のサイトに訪問者を誘導した時点で仕事が完了する。
その後、訪問者が商品を買ったりしなくてもよいという点が大きなポイントだろう。
もちろん、物販型などに比べればその報酬は少ないものだが、それでも手軽さという面では外せないアフィリエイトモデルだ。
クリック課金型で最も有名なものはGoogleが提供するGoogleアドセンスだ。
クリック課金型もその特徴からさらに2つに分類できる。
「バナー設置型」と「コンテンツマッチ型」だ。
バナー設置型は、自分が設置したいバナー(広告)をASPから選んできて、サイトに貼り付けるものだ。
一方コンテンツマッチ型は、サイトの内容(コンテンツ)によって、掲載される広告が変化するものである。
先述のアドセンスもこちらになる。
例えば車のサイトにコンテンツマッチ型の広告を設置すると、車に関する広告(車の買い取りや車検)が勝手に表示される。
もちろんどちらのタイプも訪問者にクリックしてもらうだけで報酬は発生するが、サイト訪問者のニーズにあった広告が表示されやすいという点ではコンテンツマッチ型の方が効果が高いといえるだろう。
またコンテンツマッチ型は、一度広告タグをサイトに設置しておけば、勝手に配信されていくので、他のアフィリエイト広告のように掲載期限切れによる広告の張り替えの手間がいらないので、手軽という点でもオススメだ。
クリック課金型は「アクセス数×クリック単価×クリック率」で報酬が決まる。
そこで1クリックあたりの報酬が高い広告を表示させて、クリックしてもらうために訪問者をたくさんサイトに集める必要がある。
そしてさらにクリックされるためには訪問者の目に入りやすい場所に広告を設置するなどの工夫が必要だ。
■ レビュー型アフィリエイト
ASPが提示する商品やサービスについてのレビューをブログで書くことによって報酬がもらえるというビジネスモデルのアフィリエイトを「レビユー型アフィリエイト」という。
これまでの物販型、クリック課金型はともに、サイト訪問者が広告経由で商品を購入したり、広告をクリックしたりすることによって報酬が発生した。
つまりそれなりの数のアクセス数が必要となるのだが、このレビュー型アフィリエイトに関してはアクセス数に関係なく報酬が発生する。
ブログにレビューを書いた時点で成約となるのだ。
紹介したい商品を選び、記事を書くときには、指定文字数以上のボリューム、指定されたキーワードを使用すること、商品広告へのリンクを張ること・・・・などの決まりごとがあるが、どれも簡単なものばかりなので気軽に始められるだろう。
他のアフィリエイトでは収入のためにSEO対策などのアクセスアップ対策をしなければ報酬につながりにくいが、レビュー型ではその必要もない。報酬は1レビューにつき100円程度だが、他のアフィリエイトモデルに比べて確実性が高いので、コツコツと毎日記事を書くことができるひとにはオススメのアフィリエイトである。
■ その他のアフィリエイトについて
主なアフィリエイトのビジネスモデルはこれまでの3つになるが、その他にも「表示回数型アフィリエイト」と「2ティア方式アフィリエイト」というものもある。
これまで紹介したものにくらべて、特殊なケースなので使用する機会は少ないかもしれないが一応言葉だけは知っておこう。
表示回数型とは、サイトに掲載されたバナー広告が表示される回数ごとに、約0.01~0.1円ほどの報酬を得られるものだ。ご覧のとおり報酬単価が低いので、かなりの数のアクセス数がある人気サイト以外はまともな収入には結びつかないだろう。
またひとつの広告に、表示回数型と成功報酬型やクリック課金型を組み合わせた広告もある。
Yahoo!アドパートナーが提供するサービスが有名だ。
2ティア方式アフィリエイトは「紹介制度」と考えてもらえばいいだろう。
■ まとめ
副業といえば、アフィリエイトというビジネスを聞かれたことがある方も多いと思いますが、【紹介手数料がもらえて、パソコン一台で出来る】という点で怪しいというイメージを持たれている方も多いかと思いますが、このビジネスをしている企業は、ヤフー、Google、Amazonに代表される上場企業ばかりだ。
まずは気軽なレビュー型のアフィリエイトが始められてはいかがでしょうか?
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