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僕の彼女は風俗嬢#蛇足編②
こちらは以下の続きです。
僕の彼女は風俗嬢#蛇足編①|K|note
お盆休み。
僕は実家に帰省していた。
実家と言っても隣の県なので大して遠くはない。
家族旅行に行く予定だったが台風により中止。
ただただダラダラと過ごすお休みになってしまった。
でも最終日は紗耶香ちゃんと会う約束があった。
特にどこへ行くわけでもなくゆっくり家で過ごそうという日だった。
仕事終わりの深夜、もしくは朝方来るはずだったがなんやかんやで昼過ぎになった。
一緒に遅めのお昼ご飯を買って録画した番組を見ながら食べた。
その後距離を縮めてイチャイチャし始めた。
yogiboの上では体勢がきつかったのでベッドへ。
お昼を食べ終えたのが15時前後だったが気づけば21時前になっていた。
1回戦でどんだけ時間使うんだ…
と言っても僕の愚息は一日一回くらいしか役に立たないので丁度いいのかもしれない。
夜はウーバーで引きこもりに徹した。
その後もくっついたり今後の予定を決めたりゆるゆると時間を過ごしていると23時半頃になっていた。
紗耶香ちゃんが帰るような仕草を見せる。
僕は泊っていくと勝手に思っていたので面食らった。
じゃんけんに勝ったら朝まで一緒に居てほしいって我儘を言ってみた。
すると一緒に居ていいの?と最高に可愛い笑顔で問いかけてきた。
どうやら休みの最終日くらい一人でゆっくり過ごしたいだろうと気を利かせて帰ろうとしていたらしい。
そんな気遣いは全くもって不要だった。
むしろ帰ってから予定があったりしたら悪いことしたなって思ったけど、本当に嬉しそうにしているもんだから一緒になってルンルンしてた。
お互いシャワーを浴び、ベッドへ。
時間も2時頃でそこからもう一戦というテンションではなく一緒に眠った。
朝アラームで飛び起きると隣には眠り続ける天使が居た。
今回も幸せを噛みしめて抱き寄せる。
今まで付き合ってきた彼女にここまで可愛いって思える人が居なかったこともあり、とても新鮮だ。
ベタベタとくっつきながら仕事へ行く準備をする。
前にも思ったがこんなに晴れやかな朝はなかった。
いつまでこんな感情を抱き続けていられるかという点に不安を覚える自分がいる。
今は年老いてもずっと愛していたいと心から思える。
でもこういった感情が長続きしないことも経験上わかっている。
いつまでも新鮮な気持ちでいたいけど一緒に住みたいって気持ちもある。
今どのくらいの家賃の家に住んでいるのか知らないけどきっと高い。
仕事を辞めたら絶対にキツくなると思う。
僕の家は更新したばかりなのであまり引っ越したくはないが、一緒に住むには少し狭い気もする。
同棲の提案をすべきか色んな角度から悩まされている。
次に会えるのは今週末。
初めてのドライブデートだ。
レンタカーだが…。