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続・僕の彼女は風俗嬢#7

こちらは以下の続きです。
続・僕の彼女は風俗嬢#6|K|note



金曜日の夜。

僕は彼女を指名した。

男性スタッフからはこれまでと何ら変わりない対応。

どうやらNGには指定されていなさそうだ。

すると紗耶香ちゃんからLINEの返事が来た。


「返せてなくてごめん。怖くて見られなかった。今日中に気持ち整理してLINEするから予約はキャンセルしてほしい。」と。


気持ちを整理する?

何を言ってるんだ?


紗耶香ちゃんは僕との関係を終わらせようとしているみたいだ。

猿でも分かる。


何でだろう。

何か嫌われるようなことしたかな。


勝手に整理されてすっきりされるのが許せない僕は直接会ってくれと懇願した。

いや、許せないと言うより少しでも抗いたいという未練だろう。

だってこっちはまだ好きで好きでしょうがないのだ。


正直こんなに人のことを好きな状態で別れ話をされるのは初めてだ。

自分から別れる時も、相手から振られる時もお互いの気持ちが多少冷めている気がする。

紗耶香ちゃんは冷めているのかもしれないけど、僕は煮えたぎっている。

久しぶりに会えるようになって猛烈に燃えている。

なんでこうなったんだろう。ひたすらに考えたが答えは出せなかった。


紗耶香ちゃんから
「土日のどちらか出勤前に行っていいか」と問われた。

僕は12月毎週彼女と遊ぶ予定だったので基本的に予定はない。


土日のどちらにするかだけ教えて欲しいとLINEしたが

また返事が途絶えた。

土曜の17時ごろになってようやく返事が来た。


なんだか紗耶香ちゃんはあえて嫌われようとしている気がした。

結局日曜日の14時となったが、当日の13時ごろに確認の連絡を入れても既読がつかない。

しかし時間通りに彼女は現れた。

散々迷惑をかけたのに紗耶香ちゃんは飄々としている。

何か覚悟したような面持ちだった。

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