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正月、ラグビーを観てモータースポーツについて考えた。

B.R.Mを取り扱っています、Viron Japan株式会社のエリック・ハダです。

年末年始、皆さんは、いかがお過ごしだったでしょうか?
今年一発目の記事に何を書こうかと思っていたんですが、正月に親戚一同で見ていたスポーツ中継で思うところがあったので、それで一ネタ綴っていこうと思います。

年末年始のスポーツ中継

年末年始のスポーツ中継は、年末に格闘技系があって、年が明けてからは、ニューイヤー駅伝、箱根駅伝、ライスボウル、大学ラグビー、高校サッカー、以前はサッカー天皇杯もありました(今は12月に決勝)。もっと遡れば、F1総集編を地上波で放送していたこともありましたね。今は、フジテレビNEXTで放送しているので、大晦日にご覧になった方もいるかも知れません。そうそう、モータースポーツとしてはダカールラリーも忘れてはいけません。

おせち料理食べて、日本酒飲んで、ビール飲んで、一息ついたぐらいの午後に“ぼーっ”とスポーツを見るっていうのも正月らしいなと思っているのですが、今年は、大学ラグビーを中継で見ていました。
箱根駅伝を見ている最中に、親戚の女性が「ラグビーがみたい!」と言い出すのです。もちろん箱根駅伝も面白かったんですが、久々にラグビー観戦もいいか、とチャンネルをチェンジ。ここ数年でにラグビー熱が高まった親戚は友人にラガーマンが多くて、スタジアムにちょくちょく行っているらしく、2019年のラグビーワールドカップも見に行っていたと、話していました。
私はワールドカップの時に初めて一試合を通して見て、なんとなくのルールとか、試合の流れは理解できたものの、改めて観戦するほどではなかったので、どんなルールがあったっけ?と思い出しながら見ていました。

ルールなんて知らない

テレビの前で、選手のプレーに一喜一憂する親戚。さぞかしルールにも詳しいだろうと「あれはペナルティーじゃないの?」「どのタイミングでスクラムを組むの?」と聞いてみたところ

「そんなの知らない」

と驚愕の回答。
私は、スポーツ観戦というのはルールを把握して、戦術を予想して、選手の特徴を理解して、見るものだと思っていたので。

親戚は「トライして得点、その後のキックで得点、あとは屈強な男たちがぶつかり合って、試合が終わってノーサイド、これでいい」と。

なるほどね。

難しいルールはわからなくても、選手の名前がわからなくても、応援するチームがあって、そのチームが勝てば嬉しくて、負ければ悔しい。だけど別に詳しくならなくてもいい。

モータースポーツのルールはシンプル、な筈

楽しそうにラグビー観戦している姿を見て、はて、モータースポーツはどうなんだろう、と考えたわけです。

F1を頂点とするフォーミュラーの世界。もちろん、一番速く走り、チェッカーを受けたほうが勝者。
WECを頂点とする耐久レースの世界。決められた距離を一番速く、あるいは決められた時間で一番長く、走ったものが勝者。
WRCは決められた区間を速く走り、数日かけて、その合計タイムが速いものが勝者。

ルールとしては至極シンプルですよね。ただ、それに至る展開についてはレースを左右するファクターが多すぎるのも事実。
掘れば掘るほど色んなファクターが見えてきて、面白くなるのはもちろんですが、語弊を恐れずに言えば、上っ面だけなぞっても十分に面白いスポーツ、としてモータースポーツを普及させるといのも、見せ方としてありなのかな?と思った次第です。

ぼーっと観られるスポーツとして

その上で、マシンが好き、メカが好き、ドライバーが好き、チームが好き、サーキットが好き、レースクイーンが好き、いやいや自分が運転するのが好き、こんなふうにハマっていくのも良いでしょうし、ただただ見るだけでも楽しい、と思ってもらえるモータースポーツファンを増やしていくことも裾野を広げるために、必要なんことなんでしょう。
それこそ、正月に親戚で集まる時間に“ぼーっと”観られるモータースポーツが放送されるような時代が来たら良いな、なんて。

下心から言えば、B.R.Mはモータースポーツにインスパイアされた時計を作り続けています。モータースポーツのファンを広げていかないと、我々の時計も販売に繋がりません。
だから、B.R.Mはモータースポーツファン、いや、モータースポーツ見たことがあるよ、ぐらいの方をもっと増やしていかないと、そのためにもいろいろなことを仕掛けていくぞ!と、年頭の目標みたいなことを書いて、今年のスタートの記事にいたしましょう。

そんなレース好きが生み出した腕時計「ピュア・レーシング・スピリット」を掲げる【B.R.M】をよろしくおねがいします。


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