読書譚(1) 「岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。」
キーワード:読書譚。どくしょのーと。その1。上の画像は「いらすとや」。
カーリル:https://calil.jp/book/4865014225
個人的感想
任天堂の社長だった岩田さんに関する本。とても読みやすい文体で書かれており、大体1時間ちょっとで読了した。ほぼファミコンからリアルタイムでゲームに接してきた世代としては、懐かしい話もありつつ、糸井さんの本だけにmotherに関する話になるほどと思いつつの読書体験だった。
人に話すとしたら、何を語るか。
本書を読んで、個人的に参考になったのは2点。
まず、さすがだなと感じたところは、成功についての箇所。何年も同じことが通用して、成功体験が繰り返されると、成功した集団ができる。善意の集団。でも、周りもまた速いスピードで変化するから、敬意をもって、また新たなことをしなくてはならない。そして、現在の延長線上に次の成功はない。では、どうすればいいか? その箇所がとても参考になったし、不易と流行のうち、不易を良しとする業界にいる自分として、心に残るものがあった。
2点目に心に残ったのは、有名である「〇〇とは言ってはいけない」ということ。〇〇にはカタカナで2文字入る。本当に自分にスキルがあれば、多少無茶でも、どうにかできるよう努力して道を見つけることができる。そのためにどうすれば良いか考え抜く姿勢を持つことは大事だと感じた。その一方で、相当スキルを上げないといけないのも事実だけれども。
そのうちまた読み返してみたい。そんな一冊でした。ではでは。
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