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2022/12/10(金) FIFA WORLD CUP QATAR 2022 Quarter-final モロッコvsポルトガル 〜不揃いのカードでの戦い〜
みなさんごきげんよう。アジアンベコムです。このような企画▼に参加しており、私は決勝トーナメントではポルトガルを担当します。担当チームが残れば記事を書き続けるシステムです。 1.ゲームの戦略的論点とポイント✔︎スターティングメンバー モロッコは左CBの6サイス、左SBの3マズラウィが負傷でメンバー外。代役は18エルミヤクと25アティヤットアラーでいずれも今大会初先発。 ポルトガルは、メンバーはラウンド16からカルバーリョ⇨ルーヴェン ネヴェスだけ交代。システムはグループス
2022/12/6(火) FIFA WORLD CUP QATAR 2022 ROUND16 ポルトガルvsスイス 〜安西先生になれるのか〜
みなさんごきげんよう。アジアンベコムです。このような企画▼に参加しており、私は決勝トーナメントではポルトガルを担当します。担当チームが残れば記事を書き続けるシステムです。 1.ゲームの戦略的論点とポイントポルトガルは最終節でターンオーバーを行って韓国に敗れたものの、グループステージ2戦で早々にラウンド16進出を決めています。懸念は、初戦のvsガーナでスタメン出場の13ダニーロペレイラ、韓国戦でスタメンの24アントニオシウバ、このCB2選手がいずれも負傷でメンバー外。ルベン
2022/11/30(水) FIFA WORLD CUP QATAR 2022 グループステージ第3節 チュニジアvsフランス 〜王者の静観〜
みなさんごきげんよう。アジアンべコムです。このような企画▼に参加しており、私はこのチュニジアvsフランスを担当します。 担当試合はドラフトで決まりました。私はどの試合でもいいですよ😊って爽やかに言って、希望はしてないんですけど、後で試合は選べば良かったなと思ったのは内緒です。 1.ゲームの戦略的論点とポイントフランス、チュニジア、オーストラリア、デンマークで構成されるグループD。フランスはオーストラリアとデンマークに連勝で勝ち点6、ノックアウトステージ突破を既に決めており、
01-02シーズン コパ・デル・レイ決勝 レアル・マドリードvsデポルティボ・ラ・コルーニャ ~ジダネスとパボネスと第三勢力~
0.スターティングメンバーと試合の背景 2000年夏にレアル・マドリーの会長に就任したフロレンティーノ・ペレスが、クラブの方向性について端的に示した言葉が「ジダネスとパボネス」。ジダンのようなスーパースター、というか世界最高峰の選手を軸に据えながら、パボンのような下部組織出身の(=若い、安い、クラブに忠誠心があり扱いやすい?)選手をミックスしたチームというもの。前者はジダンの他、フィーゴ、ラウール(厳密にはラウールは下部組織の出身だが)、後に加わるロナウド、ベッカム。後者はい
【雑記】アントラーズが目指すデジタルマーケティング ~7万人弱の街に平均2万人を集める戦略とは~ (株)鹿島アントラーズFC 取締役 事業部長 鈴木 秀樹
前回のこの記事の続き。3/1(金)の展示会での、サッカーマーケティングに関する2本立て講演の2本目である。ユヴェントスの話は、結構既知の話も多かったので、鹿島の方が需要があるかもしれない。 ↓前回記事 <はじめに>・講演者の概要。JSL2部時代の住友金属サッカー部でプレー。アントラーズ立ち上げ時にフロントへ。 ・クラブと街の概要(割愛する)。鹿島市は鹿島臨海工業地帯の開発以降、2016年に初めて人口減に転じた。 ・アントラーズの事業部はスタッフ115人!(但しアルバイトも
【雑記】「収益拡大とグローバル展開を実現するクラブチーム戦略」 Giorgio Ricci ユヴェントスFC 最高販売責任者
先日3/1(金)に幕張メッセで開かれた展示会内のセミナーで、標記の興味深いものがあったため聴講してきた。普段はブログ→ https://1996sapporo.blogspot.com/ で細々と活動しているが、情報収集用に作ったnoteアカウントのサルベージも兼ねて、記憶があるうちに記録として残しておく。 なお、プレゼンテーションで触れられた話の順番に文章を書き起こすので、非常に雑多な文だがご勘弁を(再構成する元気がなかった)。 <はじめに>・講演者はユヴェントスのマ